メリーランド大がAI救助隊を公開:ドローンが捜索、四足歩行ロボが患者を選別
メリーランド大学のRoboScoutチームがAIを活用した災害救助システムを実演した。自律ドローンが生還者を発見すると四足歩行ロボSpotが駆けつけ、大規模言語モデルで会話しながらバイタルを測定し、医療従事者のスマホへ優先度を送信する。
メリーランド大学のRoboScoutチームがAIを活用した災害救助システムを実演した。自律ドローンが生還者を発見すると四足歩行ロボSpotが駆けつけ、大規模言語モデルで会話しながらバイタルを測定し、医療従事者のスマホへ優先度を送信する。
Figure AIは第3世代の人型ロボット「Figure 03」を発表した。同社のAI「Helix」に合わせて設計され、3グラムの圧力を検知できる指先触覚センサーや足裏での2 kWワイヤレス充電を備える。家庭内の安全を考慮して外装に布素材を採用し、専用施設BotQでの量産体制も整える。
DoorDashは自社開発の自動配送ロボット「Dot」と自律配送プラットフォームを発表した。Dotは自動車の10分の1のサイズで、最高時速20マイルで車道や歩道を走行する。AIが配達員、ロボット、ドローンから最適な配送手段をリアルタイムで割り当てる設計で、米アリゾナ州で早期テストを開始した。
NVIDIAはGoogle DeepMindやDisney Researchと共同開発したオープンソース物理エンジン「Newton」を公開した。あわせて「Isaac GR00T N1.6」モデルも発表。雪上歩行や繊細な物体操作などを高精度にシミュレーションし、仮想空間から現実世界への円滑なスキル移行を支える。
Google DeepMindは実世界のロボット向けモデル「Gemini Robotics 1.5」と推論用「Gemini Robotics-ER 1.5」を発表した。行動前に思考して動作を生成し、異なる形状のロボット間でも技能を転移できる。ER 1.5はGoogle AI StudioのGemini APIで提供開始された。
Figureは世界最大規模の人型ロボット向け事前学習データセットを構築する「Project Go-Big」を発表した。ネットから収集できないロボット動作データを集めるため、10万戸以上の住宅を保有するBrookfieldとの提携を活用して実世界での収集を加速する。
ミュンヘン工科大学の研究チームが、海底ゴミを回収する自律潜水AIロボットを公開した。超音波とカメラでゴミを検知して3Dモデル化し、力加減を制御できる4本指ハンドで最大250kgの物体を持ち上げる。フランスのマルセイユ港でのテストで実証された。
Levita Magneticsは、MARS手術ロボットプラットフォームに搭載したAI自律制御カメラを用いて、世界初となる胆嚢摘出術をチリで実施したと発表した。術者の器具に合わせて自動で視野を維持し、助手の負担を軽減する。米FDAの承認は未取得で一般販売は未定。
Zooxはラスベガス・ストリップで専用設計の自動運転タクシーを一般向けに提供開始した。ハンドルやペダルはなく対面座席を採用。現段階では有料認可待ちのため、リゾート・ワールドなど指定拠点間を無料で乗車できる。
NVIDIAはフィジカルAIおよびロボット向け次世代エッジ計算基盤「Jetson Thor」の一般提供を開始した。前世代Orin比でAI性能が7.5倍、メモリが2倍になり、端末上でのリアルタイムなマルチモーダル推論を実現する。Boston DynamicsやAgility Roboticsが採用を表明しており、開発キットは3499ドルから。
自動運転スタートアップのAutoXから刷新されたTensorが、個人所有を前提とした世界初の量産L4自動運転車「Tensor robocar」を発表した。多彩な高性能センサー群を搭載し、2026年から欧米や中東で順次展開する予定だ。ロボタクシーではなく自家用車としての直接販売を狙うが、製造コストや事故時の法的責任が大きな壁となる。
Bloombergによると、Appleは可動式アームを備えた卓上ロボット、スマートディスプレイ、防犯カメラなど複数のAI機器を開発しており、2026〜2027年の発売を目指している。Siriを根本から刷新し、「Bubbles」と呼ばれる擬人化キャラの導入も進めているという。
Figure AIは人型ロボット「Figure 02」が自律的にタオルを畳む動画を公開した。遠隔操作や固定スクリプトは使わず、Helixニューラルネットワークと多指ハンドで布地の端を探して整える。BMW工場で稼働した同一モデルが、わずか500時間の人手実演データを経て家庭タスクへ適応した点が注目される。
NVIDIAはロボティクス開発向けに新たなOmniverseライブラリと「Cosmos」世界基盤モデル群を発表した。目玉となる70億パラメータの「Cosmos Reason」は、物理法則や常識を理解してロボットの行動計画を立案する。高精度なシミュレーション環境と合成データにより、実機テストのコストと時間を大幅に削減できる。
Unitree Roboticsは新型4足歩行ロボット「A2」を発表した。前後に産業用LiDARを備えて死角を排除し、最大1mの段差を乗り越えられる走破性を持つ。重さ37kg、最高速度5m/sでホットスワップ対応バッテリーを搭載し、巡回点検や物流用途を見据える。