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WhatsAppがAIスタンプ生成をテスト:テキスト入力で即座に自作

公開 拡散指数 32

WhatsAppがAndroid向けベータ版で、文字を入力するだけでAIスタンプを生成できる新機能をテストしている。キーボードのスタンプ欄にある「作成」ボタンからプロンプトを入れると、気分に合ったスタンプが自動提示される。現在は一部限定だが数週間以内に拡大予定だ。

WhatsAppがAIスタンプ生成をテスト:テキスト入力で即座に自作
画像:androidcentral.com

チャット中に今の気分にぴったりなステッカーが見つからず、何十個ものスタンプ一覧を行き来した経験は誰にでもあるはずです。

Meta傘下のWhatsAppが、この日常の小さなストレスを生成AIで解決しようとしています。WABetaInfoの報告によると、最新のAndroid向けベータ版(v2.23.17.14)において、短いテキストを入力するだけでオリジナルのステッカーを自動生成できる新機能のテストが始まりました。

キーボードから文字でステッカーを呼び出す

この機能は現在、一部のAndroidベータテスター向けに先行公開されています。

対象のユーザーがステッカータブを開くと、新しく「Create(作成)」ボタンが表示されます。そこに欲しい画像のイメージやシチュエーションを短く入力すると、AIが複数の候補ステッカーを即座に生成し、好きなものを選んで送信できます。

使用されている技術について、WABetaInfoは「Metaが提供する安全なテクノロジー」と伝えていますが、具体的に自社開発モデルなのか外部モデルなのかは明かされていません。

また、悪用防止策として、AIによって作成されたステッカーには受信側でも判別できるようラベルなどの識別表示が付く仕組みです。不適切または有害な画像が送られてきた場合は、Metaへ通報できる機能も備わっています。

現在は一部のAndroid端末のみですが、今後数週間のうちにテスト対象を拡大し、将来的にはiOS版への展開も見込まれています。

なぜ重要か

私たちは、今回の試みがMetaによる生成AIの日常化戦略として非常に理にかなっていると考えています。

MidjourneyやDALL-Eのような画像生成ツールは話題ですが、一般のチャットユーザーがいちいち外部ツールを開いて画像を書き出すのはハードルが高すぎます。チャット画面のキーボード内にプロンプト入力欄を埋め込むことで、誰もが意識せずに生成AIを使える環境を作った点が巧妙です。

メッセージング市場において、スタンプやステッカー文化はLINEやTelegramの強力な武器でした。これまでスタンプ機能でやや後れを取っていたWhatsAppが、AIによる無限のカスタマイズ性を手に入れることで、競合に対する大きな差別化ポイントになり得ます。

懸念されるのは生成速度とコンテンツモデレーションです。リアルタイムのチャットでは、数秒待たされるだけでも体験が損なわれます。さらに、不適切な画像の生成をどこまで防げるかも課題です。それでも、数億人規模のユーザーが初めて触れる実用的な生成AIの形として、試す価値は十分にあります。

情報源 (1)

  1. [1]
    androidcentral.com(新しいタブで開きます)原文androidcentral.com

トピックを追うMetaのソーシャルプラットフォームへの生成AI統合

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