Instagram、ストーリーズ向けAI背景編集ツールを米国内で提供開始
Instagramは水曜日、米国のユーザー向けに生成AIを活用したストーリーズの背景編集ツールを導入した。「恐竜に追いかけられている」などのプリセットや自由なプロンプト入力で写真の背景を変更できる。投稿には「試す」ステッカーが付き、閲覧者も手軽に同じ機能を楽しめる仕組みだ。

散らかった部屋で撮った写真でも、AIが一瞬で華やかな舞台に変えてくれる機能が登場しました。Instagramは、米国ユーザー向けにストーリーズで使える生成AI背景編集ツールの提供を開始しました。
プロンプト一つで背景を着せ替え
Metaで生成AIを率いるAhmad Al-Dahle氏がThreadsで発表したところによると、ストーリーズ作成時に背景編集アイコンをタップするだけで、写真の背景をテキスト指示で差し替えられるようになります。
画面には「レッドカーペットの上」「恐竜に追いかけられている」「子犬に囲まれている」といったプリセットのプロンプトが用意されているほか、自分で自由にプロンプトを入力することも可能です。
生成した背景でストーリーズを投稿すると、閲覧した他のユーザーにはプロンプト付きの「Try it」ステッカーが表示され、誰でも同じように背景生成を試せる仕組みになっています。
なぜ重要か
Metaは生成AIを単なる編集機能ではなく、SNSの拡散装置として巧みに組み込みました。Snapchatが同様のプロンプト背景機能を有料プランの限定機能として提供しているのに対し、Instagramは一般ユーザーへ無料で開放しています。
専用の画像生成ツールを開かせるのではなく、日常のストーリーズ投稿の中で手軽に触れさせるアプローチは非常に現実的だと考えられます。一方で、被写体の切り抜き精度や生成された背景の不自然さがどこまで抑えられているかが、ユーザーに定着するかどうかの分かれ目になりそうです。
情報源 (1)
- techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com