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Metaが「AI Studio」公開、Llama 3.1で独自AIキャラ作成可能に

公開 拡散指数 35

Metaは米国で「AI Studio」の提供を開始した。Llama 3.1を基盤とし、誰でも独自のAIキャラクターを作成・共有できるほか、クリエイターがファンからの質問に自動返信する分身AIも構築できる。なお、同社はその後Muse Sparkへの移行に伴い新規作成を停止した。

Metaが「AI Studio」公開、Llama 3.1で独自AIキャラ作成可能に
画像:about.fb.com

フォロワーから毎日届く膨大なDMへの返信は、多くのクリエイターにとって最大の負担です。

Metaは7月29日、誰でもカスタムAIキャラクターを作成、共有、発見できるプラットフォーム「AI Studio」を米国で順次提供開始しました。この機能はオープンモデルのLlama 3.1を基盤に構築されています。

誰でも作れるAIキャラクターと分身機能

ユーザーは専用ウェブサイトやInstagramアプリ内のメッセージ画面から、AIチャットを選んで作成画面に入れます。名前やアイコン画像、性格、話し方のトーン、キャッチフレーズなどを自由にカスタマイズ可能です。

料理のコツを教えるAIやキャプション作成を手伝うAI、ミーム画像を生成するAIなど用途は多岐にわたります。作成したAIは個人で使うだけでなく、Instagram、Messenger、WhatsApp、ウェブ上で一般公開することもできます。

クリエイターにとっては、自分自身の分身として機能する点が最大の特徴です。過去の投稿内容を参考にさせたり、よくある質問への自動返答、お気に入りのブランドや動画リンクの案内を設定できます。

プロ向けダッシュボードから自動返信のオンオフや対象ユーザーを管理でき、AIによる返答には明確なラベルが表示される仕組みです。

シェフのマーク・マーフィー氏や写真家エンジェル・バークレー氏らが制作した専門AIや、クリエイターによる分身AIが初期事例として公開されました。

なお、Metaは2026年8月10日の更新で、Muse Sparkを基盤とする次世代体験へ注力するため、AI Studioでの新規作成や既存キャラクターの編集を終了すると発表しました。作成済みキャラクターやチャット履歴は維持され、最新モデル基盤へと移行されます。

なぜ重要か

私たちは、AI StudioがSNSにおけるクリエイターエコノミーのボトルネックを解消する現実的な試みだったと考えています。

フォロワーとの個別対話はエンゲージメントを高める最良の手段ですが、人間一人の時間には限界があります。普段使っているInstagramのDMにLlamaベースの分身を組み込める利便性は、サードパーティ製ボットツールと比べて導入障壁が格段に低いアプローチでした。

一方で、個人の評判を背負うインフルエンサーにとって、ハルシネーションを起こしかねない生成AIにファン対応を任せるリスクは常に付きまといます。

さらに、その後に新規作成を停止しMuse Spark基盤へと方針転換した動きからは、単なるキャラクター乱立型の機能がプラットフォームの長期戦略において見直しを迫られた様子がうかがえます。

情報源 (1)

  1. [1]
    about.fb.com(新しいタブで開きます)原文about.fb.com

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