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OpenAI、ChatGPTの画像生成機能を全無料ユーザーに開放

公開 拡散指数 59

Sam Altman 氏が X 上で、ChatGPT の画像生成機能をすべての無料ユーザー向けに開放したと発表した。GPT-4o による画像生成や編集機能が、有料プランなしでも会話内で直接利用できるようになる。

OpenAI、ChatGPTの画像生成機能を全無料ユーザーに開放
画像:techcrunch.com

タイムラインがジブリ風のイラストで埋め尽くされたのを目にした人も多いはずです。

OpenAI の CEO であるサム・アルトマン氏が「GPU が溶けそうだ」と悲鳴を上げ、1 時間で 100 万人もの新規ユーザーが殺到した結果、一時延期されていた機能がついに開放されました。3 月 31 日、アルトマン氏は X 上で、GPT-4o のネイティブ画像生成機能がすべての無料ユーザー向けに提供開始されたと発表しました。

無料ユーザーに付与される生成回数は 1 日 3 枚までです。これ以上の枚数を生成したい場合は、月額 20 ドルの Plus プランや月額 200 ドルの Pro プランへの加入が必要になります。枚数制限はあるものの、従来の DALL-E 3 と比べて文字の描写力や空間の再現性、画像の一部分を編集する能力が大きく向上しています。

セーフティガードの大幅な緩和

今回、無料開放と同じくらい注目されているのが、OpenAI がコンテンツモデレーション(検閲基準)の方針を大きく転換した点です。

これまで ChatGPT は、有名人や論争を呼ぶようなプロンプトに対して一律で拒絶する安全策をとっていました。しかし、同社のモデル挙動責任者であるジョアン・ジャン氏によると、過度な一括拒絶を改め、「現実世界での実害防止」に焦点を絞った柔軟なアプローチへ移行したといいます。

この変更により、ドナルド・トランプ氏やイーロン・マスク氏といった公人の画像生成や加工が許可されるようになりました。ジャン氏は、OpenAI が誰を描くべきか決める「身分の裁定者」になるべきではないとしており、描かれたくない人物には除外(オプトアウト)の申請窓口を用意するとしています。

さらに、教育目的や中立的な文脈であれば、ナチスのハーケンクロイツのような歴史的ヘイトシンボルの生成も一部容認されるようになりました。特定の民族的特徴を強めたり体型を変えたりする指示も、以前のように即座に拒否されることはなくなっています。

スタジオジブリやピクサーといった制作会社の作風を模倣することは認められていますが、現在活動中の個人アーティストの画風模倣は依然として制限されています。また、子どもに関する画像生成への制限は DALL-E 3 時代よりも厳格化されています。

なぜ重要か

私たちは、この「1 日 3 枚の無料配布」を極めて計算されたユーザー囲い込み戦略だと見ています。

週に約 5 億人のアクティブユーザーを抱える ChatGPT にとって、SNS でバズっている画像作成機能を無料で試せる体験は、AI に懐疑的だった層を一瞬で日常ユーザーに変える起爆剤になります。高度な画像生成 AI を触ったことがない人でも、手元のアプリですぐに高品質なイラストを作れる価値は小さくありません。

一方で、コンテンツ規制を緩めた判断は大きな賭けでもあります。Google がかつて歴史的画像の過度な修正で炎上したことや、米国内での政治的検閲への批判をかわす狙いがあるのは明白です。ただ、公人の画像生成を広く一般に開放したことで、今後ディープフェイクや著作権をめぐるトラブルの標的になるリスクは一段と高まりました。表現の自由度を高めた結果生じるハレーションを、OpenAI がどこまで制御できるかが試されています。

情報源 (4)

  1. [1]
    @sama(新しいタブで開きます)原文x.com
  2. [2]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)報道techcrunch.com
  3. [3]
  4. [4]

トピックを追うChatGPTの無料ユーザー向け画像生成機能の展開

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