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業界動向

Meta、レイバン親会社とのスマートグラス提携を2030年以降まで延長

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Metaはアイウェア大手エシロールルックスオティカとの長期提携を2030年以降まで延長すると発表した。2019年の提携開始以来、2世代のRay-Banスマートグラスを展開。ザッカーバーグ氏はメガネを次世代の主要テック基盤に育てる考えで、日常的に掛けられるデザイン性の維持を重視している。

Meta、レイバン親会社とのスマートグラス提携を2030年以降まで延長
画像:theverge.com

スマートグラスが何年も普及しなかった最大の理由は、性能不足ではなく「かけると見た目がダサい」ことでした。どれほど高機能でも、顔に異物感のあるガジェットを着けたい人はいません。

その壁を突破したのが、MetaとRay-Banのタッグでした。定番のフレームにカメラとスピーカーを自然に収めたことで、普段使いできるウェアラブルとしてのポジションを確立しました。

そしてMetaはこの成功体験を長期戦に持ち込む構えです。Metaと眼鏡業界大手のEssilorLuxotticaは、スマートグラスに関するパートナーシップを2030年代以降まで延長する長期契約を締結したと発表しました。

ラグジュアリーの巨大ネットワークを押さえる

両社の提携は2019年に始まり、これまでに2世代のRay-Banスマートグラスを世に送り出してきました。

Metaのマーク・ザッカーバーグCEOはプレスリリースで、メガネを次の主要なテクノロジープラットフォームへと育て上げる好機であり、その過程においてファッション性を維持することが重要だと述べています。

EssilorLuxotticaが持つ資産はRay-Banだけにとどまりません。スポーツアイウェアのOakleyを傘下に収めるほか、Chanel、Prada、Versaceといった高級メゾンとのライセンス契約も保持しています。将来的にスポーツ用や高級ラインへと展開する選択肢をMetaは手に入れたことになります。

スマートグラス市場の動きも活発です。Snapはロサンゼルスのサミットで第5世代のSpectaclesを発表すると見られており、Meta自身も来週メンロパークで開催されるカンファレンスで新しいARグラスを披露する見込みです。

なぜ重要か

ハードウェア開発において、Metaがファッションの専門家に頭を下げて手を握り続ける判断は極めて合理的だと私たちは考えます。

テック企業はスペック至上主義に陥りがちですが、顔に着けるアイテムにおいて最優先されるのはデザインです。世界最大の眼鏡グループと10年規模の独占的な関係を結ぶことで、Metaは競合が真似できないブランド力と店舗流通網を完全に囲い込みました。

一般ユーザーにとっても、この提携延長は安心材料になります。途中で投げ出される実験的プロジェクトではなく、今後も継続的なソフトウェアアップデートや後継機の登場が約束されたプラットフォームとして投資しやすくなります。音声アシスタントやハンズフリー撮影を日常で試してみたいなら、現行モデルから入る価値は十分にあります。

もっとも、本当の試練はこれからです。カメラとマイクだけの現状から、本格的なARディスプレイやバッテリー、放熱機構をフレームに詰め込むフェーズに入ったとき、果たしてRay-Banらしい洗練されたデザインを維持できるのか。来週披露されるとされる新デバイスがその試金石になりそうです。

情報源 (1)

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    theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com

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