Meta Connect 2024プレビュー:廉価版Quest 3Sと最新Llama発表へ
MetaはからConnect 2024を開催します。廉価版ヘッドセット「Quest 3S」やARグラス「Orion」の披露が期待されるほか、WhatsAppなどに組み込まれる最新Llamaモデルや画像生成機能など、Meta AIの大規模なアップデートが焦点となります。

Meta はから 26 日にかけて、年次開発者会議「Meta Connect 2024」を開催します。マーク・ザッカーバーグ CEO の基調講演を皮切りに、新型ハードウェアと Meta AI の新機能が一挙に披露される見込みです。
低価格の Quest 3S と謎の AR グラス Orion
ハードウェア最大の注目株は、廉価版ヘッドセット「Quest 3S」です。現行の Quest 3 は 500 ドルと手が出しにくく、ビデオパススルーの解像感にも課題がありました。
リーク情報によると、Quest 3S は 299.99 ドル前後での投入が噂されています。200 ドルまで下がった Quest 2 からの乗り換え先として、普及を狙う価格設定です。
また、内部コードネーム「Orion」と呼ばれる真の AR グラスのティザー公開も期待されています。Snap が開発者向けに公開した AR グラスは元エンジニアから「明らかにひどい」と酷評されたばかりで、Meta の出来栄えに注目が集まります。
加えて、好調な Ray-Ban Meta スマートグラスの小幅なアップデートや、最新の Meta AI ボット機能の追加も有力視されています。一方で、Apple の 3,500 ドルの Vision Pro が苦戦している影響もあり、2027 年予定だったプロ向け空間コンピューティング機「La Jolla」の開発は凍結されたと報じられています。
AR フィルターから生成 AI へ、ゲーム戦略にも変化
ソフトウェア面では、従来の AR フィルター作成ツールが終了し、生成 AI を活用した新たな開発者ツールが登場する見込みです。最新の Llama モデルや WhatsApp での画像生成機能がアピールされると見られます。
一方でゲーム戦略には迷いも見られます。Echo VR を手掛けた Ready at Dawn スタジオを閉鎖する一方で、Wordle のようなカジュアルゲームを導入したり、HDMI 経由で家庭用ゲーム機をヘッドセットにつなぐアプリを公開したりしています。
なぜ重要か
私たちは、Meta が高価格路線を早々に見切り、低価格普及とウェアラブル AI に舵を切った判断は賢明だと考えます。
Apple の Vision Pro が証明したように、キラーアプリがない状態で高額なデバイスを出しても一般には広まりません。Quest 3S が 300 ドル前後で手に入るなら、家庭用ゲーム機感覚で MR を試すユーザーの敷居は一気に下がります。
競合にとっては、ハードウェアを原価ギリギリでばらまき、オープンな Llama を絡めて自社エコシステムに囲い込む Meta の物量作戦は極めて手強い脅威になります。
ただし懸念もあります。名門 VR スタジオを閉鎖して Wordle や外部ゲーム機の画面表示に頼る姿勢は、Meta 自身が本質的なキラー VR ゲームを生み出せていない証拠とも言えます。安さで買わせた後、いかに埃をかぶらせないかが最大の課題です。
情報源 (1)
- theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com
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