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OpenAIの自律型AI「Operator」、日本や英国などのPro向けに提供拡大 EUは対象外

公開 拡散指数 51

OpenAIはブラウザ上で予約や買い物を代行するAIエージェント「Operator」を、日本、韓国、英国、カナダなどのChatGPT Proユーザー向けに提供拡大したと発表した。月額200ドルのProプラン加入者が対象で、専用Webページから利用できる。なおEU加盟国など一部地域は除外されている。

米OpenAIは現地時間の金曜日、ユーザーに代わってWebブラウザを自動操作するAIエージェント「Operator」の提供エリアを拡大したと発表しました。

今回の展開先は、日本をはじめ、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、シンガポール、韓国、英国などです。ChatGPTが利用可能な大半の国や地域へ順次展開される予定ですが、欧州連合(EU)加盟国やスイス、ノルウェー、リヒテンシュタイン、アイスランドは対象外となっています。

独立したブラウザ画面で作業を代行

Operatorは、1月に米国で先行公開された自律型エージェントです。単に質問へ答えるだけでなく、ユーザーの指示を受けて実際にWebサイトを巡回し、作業を完了させます。

用途としては、航空券の手配、レストランの予約、経費精算フォームの入力、オンラインショッピングなどでの購入手続きが挙げられています。

利用時は専用のWebページから起動し、独立したブラウザウィンドウ内でAIがクリックや入力を進めます。画面の動きはユーザーが常時確認でき、いつでも手動操作に切り替えることが可能です。

ただし、利用ハードルは依然として高めに設定されています。使えるのは月額200ドルの最上位プラン「ChatGPT Pro」の加入者のみです。現時点では専用ブラウザ経由に限られますが、OpenAIは将来的にすべてのChatGPTクライアントへ統合する方針を示しています。

なぜ重要か

AIとの対話から「作業の自動実行」へと競争の主戦場が移るなか、OpenAIは実用的なエージェント製品の世界展開で頭ひとつ抜け出しました。

Googleの類似プロジェクトは現在も順番待ちリストの段階にあり、Anthropicの画面操作機能は開発者向けAPIが中心で、Rabbitのモデルは専用デバイスの購入が前提です。それらに対し、日常的なWebブラウザ上で完結するインターフェースを一般加入者向けに開放した点は、OpenAIらしい製品化の速さと言えます。

一方で、月額200ドルという価格設定を考えると、一般の個人ユーザーが手軽に試せる段階にはまだありません。まずは高負荷なコンピュートコストを負担できるプロ層や企業ユーザーに絞り、実用性のデータを集める狙いがあると見られます。

また、欧州諸国が展開地域から外れたことは、自動操作エージェントが直面するデータ保護や法規制の厳しさを物語っています。代理入力や決済が絡む領域だけに、利便性と安全性のバランスをどう証明できるかが今後の普及の鍵を握りそうです。

情報源 (2)

  1. [1]
    twitter.com(新しいタブで開きます)原文twitter.com
  2. [2]

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