ChatGPTとAPIが90分超の「大規模障害」から復旧、新機能の需要急増が影響
OpenAI の ChatGPT および API サービスが 90 分以上にわたりアクセス不能となる大規模障害が発生し、その後復旧した。開発者会議での発表直後で利用が殺到しており、サム・アルトマン CEO は需要が予想を大幅に超えたため短期的な不安定さが続く可能性があると警告した。

開発者会議で華々しい発表を行った直後、OpenAIに冷や水が浴びせられました。
米国東部時間の水曜日午前、ChatGPTおよびOpenAIのAPIサービスに大規模な障害が発生し、90分以上にわたってアクセス不能となりました。障害中、画面には「ChatGPT is at capacity right now」という満杯表示が出現しました。
新機能の人気爆発でサーバーが悲鳴
今回の障害は週1億人のアクティブユーザーだけでなく、OpenAIのAPIを利用する200万人以上の開発者にも直接打撃を与えました。前日の火曜夜にも数時間にわたる部分的な障害が発生したばかりでした。
OpenAIのサム・アルトマンCEOはX上で、月曜の開発者会議で発表した新機能への需要が社内の予想を大幅に上回っていると説明しました。
同社はGPT-4 Turboや独自ボットを作成できるGPTsを発表したばかりです。アルトマン氏は負荷による不安定さが短期的には今後も続く可能性があると警告し、謝罪の言葉を述べました。
ChatGPTはここ数か月間、大きなトラブルなく安定稼働を続けていましたが、新機能によるアクセス集中に耐えきれなかった形です。
なぜ重要か
この90分間の停止は、AI業界全体に大きな教訓を与えたと考えます。
開発者や企業にとって、ChatGPTはもはや実験用の玩具ではなく、日常業務やプロダクトの中核インフラになっています。APIが止まれば、連携する自動化ツールや外部サービスもすべて道連れで停止します。
単一のプロバイダーだけに依存するリスクが浮き彫りになりました。OpenAI以外のモデルをフォールバックとして組み込むなど、マルチモデル構成の冗長化を真剣に検討すべき段階に入ったと言えます。
今回の件は、ソフトウェアの野心に対して計算基盤が追いついていない現実も示しています。エコシステム全体を囲い込もうとする動きは魅力的ですが、どれほど賢いAIでも、サーバーが落ちてしまえば何の価値も提供できません。
情報源 (1)
- theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com
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