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ChatGPTがほぼ復旧、丸一日の大規模障害から回復も音声モードに一部不具合

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OpenAIのChatGPT、Sora、APIで広範囲にわたる接続障害が発生し、Perplexityなど連携サービスにも影響が及んだ。米東部時間夕方時点でAPIを含め大半が復旧したものの、音声モードのエラー率は依然高い状態が続いている。

ChatGPTがほぼ復旧、丸一日の大規模障害から回復も音声モードに一部不具合
画像:theverge.com

火曜日の朝、ChatGPTに作業を頼もうとした多くのユーザーが目にしたのは、「Hmm…something seems to have gone wrong」という冷たいエラー画面でした。

OpenAIの対話型AIサービス「ChatGPT」が米国時間6月10日、ほぼ丸一日にわたって大規模な障害に見舞われました。影響はチャット画面にとどまらず、動画生成AIツール「Sora」や開発者向けAPIにまで波及しました。

午前3時から続いた世界規模の混乱

障害検知サービスのDowndetectorによると、不具合は米国東部時間午前3時ごろから発生し、世界中の複数地域に広がりました。

OpenAIの公式ステータスページでも同時刻に「エラー率の上昇と遅延」が記録され、ChatGPT本体、Sora、そしてOpenAI APIが影響を受けていることが示されました。午前5時23分にはSoraに関する注記が個別に追加され、その後両サービスのステータスは「一部停止(partial outage)」へと更新されました。

影響の出方はユーザーによって異なり、完全に接続できない人もいれば、応答が極端に遅いものの利用できた人、あるいは何の問題もなく使えた人もいました。XやRedditなどのSNSには障害を報告する声が相次ぎました。

さらに、OpenAIのモデルを採用しているAI検索エンジンPerplexityにも余波が及びました。Downdetectorによると同日午前7時ごろから問題が発生し、Perplexityのステータスページにも遅延とエラー率の上昇が掲示されました。

OpenAIのステータスページによると、米国東部時間午後6時32分時点でAPIは完全に復旧し、ChatGPTのほぼ全機能が全ユーザー向けに正常動作する状態に戻ったと発表されました。ただし、音声モードについては依然として高いエラー率が残っていると注記されています。

なぜ重要か

今回の丸一日に及ぶ大規模障害は、生成AIがすでに多くの人にとって代替の効かないインフラになりつつある現実と、その供給網の脆さを浮き彫りにしました。

ChatGPTはもはや単なる実験的ツールではなく、多くのビジネスパーソンや開発者の日常業務に深く組み込まれています。そのため、サービスが止まると作業そのものが停止してしまうリスクがあります。さらに、PerplexityのようにOpenAIのAPIを利用している外部サービスまで巻き添えを食った点は見過ごせません。重要なプロダクトを開発している企業にとって、単一ベンダーへの依存を避け、代替モデルへのフェイルオーバー体制を整える重要性が改めて示されたと言えます。

また、ChatGPT、Sora、そしてAPIが同時に影響を受けたことから、これらの基盤インフラが依然として密接に結合している様子がうかがえます。競合であるAnthropicやGoogleが安定性を武器に攻勢をかける中、OpenAIにとってインフラの堅牢性と分離の強化は喫緊の課題となりそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com

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