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OpenAI、DDoS攻撃を乗り越え「GPTs」を正式公開

公開 拡散指数 42

OpenAIのサム・アルトマンCEOは自作AIボットを作成できる新機能「GPTs」を全有料ユーザー向けに公開したと発表した。前日に発生したDDoS攻撃による世界規模のサービス停止で配信が遅延していたが、障害を無事収束させて本格展開に漕ぎ着けた。

OpenAI、DDoS攻撃を乗り越え「GPTs」を正式公開
画像:gizmodo.com

初の開発者会議「DevDay」を終え、勢いに乗るはずだったOpenAIが、思わぬサイバー攻撃によって出鼻をくじかれました。

同社のサム・アルトマンCEOは木曜日、有料プランの加入者向けにカスタムAIボット作成機能「GPTs」の提供を開始したと発表しました。本来は月曜日に公開される予定でしたが、サービスを襲った大規模な障害により、数日遅れでのロールアウトとなりました。

アクセス過多の正体はDDoS攻撃

水曜日、世界中の一般ユーザーやAPIを利用する開発者の間で、ChatGPTにアクセスできない大規模な障害が発生しました。

アルトマン氏は当初、GPT-4 Turboの発表や利用料金の値下げによって需要が予想をはるかに上回ったことが原因だと説明していました。しかし実際には、アクセス急増の一部は組織的なサーバー攻撃によるものでした。

OpenAIは水曜夜の障害情報ページで、DDoS攻撃を反映した異常なトラフィックパターンによって断続的な停止が発生していると公表し、対策を続けていることを明らかにしました。

この攻撃については、ハッカー集団「Anonymous Sudan」がTelegram上で犯行声明を出しています。セキュリティ企業のTruesecによると、同集団はロシアが支援するハッカーグループと目されており、過去にはマイクロソフトなどへの攻撃も手掛けています。同集団はパレスチナ支持を掲げ、OpenAIがイスラエルと協力関係にあることを標的の理由に挙げています。

なぜ重要か

ユーザーや開発者にとって、GPTsの一般公開はノーコードで独自エージェントを作成できる魅力的な環境が整ったことを意味します。しかし、今回の全面的なダウンは、単一のAIプラットフォームに業務を依存する危うさを浮き彫りにしました。

業界全体から見れば、最先端AIのインフラが明確な地政学的標的になったことを示しています。生成AIが社会基盤になりつつある今、政治的な動機を持つサイバー攻撃の格好の標的として狙われる段階に入ったと言えます。

OpenAIの対応を見ると、急ピッチでプラットフォーム化を進める一方で、基本的なインフラ防衛の備えが追いついていない印象を受けます。どれほど優れたモデルを発表しても、従来の古典的なDDoS攻撃でサービスが半日以上麻痺してしまうようでは、エンタープライズ用途で安心して使うにはまだ課題が残ると私たちは考えます。

情報源 (1)

  1. [1]
    gizmodo.com(新しいタブで開きます)原文gizmodo.com

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