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OpenAI、Android版「ChatGPT」をGoogle Playで公式リリース

公開 拡散指数 53

OpenAIはAndroid版公式「ChatGPT」アプリをGoogle Playで配信開始した。当初は米国やインドなど4カ国で先行配信され、7月27日には日本やイギリス、韓国などにも対象が拡大。6月にWebトラフィックの減少が報じられる中、待望の公式アプリ提供となった。

OpenAI、Android版「ChatGPT」をGoogle Playで公式リリース
画像:theverge.com

iPhone版の登場から約2カ月を経て、ついにAndroid向け公式ChatGPTアプリがGoogle Playストアで配信開始となりました。

OpenAIはまずアメリカ、インド、バングラデシュ、ブラジルの4カ国で先行配信をスタート。その後7月27日には日本、韓国、カナダ、英国、ドイツ、フランスなど十数カ国へと対象地域を一気に拡大しています。

基本機能はiOS版と同等、履歴同期にも対応

Android版アプリの機能は、先行していたiOS版とほぼ同等です。最大のメリットは、端末間でのチャット履歴や設定のシームレスな同期に対応している点でしょう。

外出先でAndroidスマホから質問し、オフィスのPCブラウザでその続きを編集するといった使い方が違和感なく行えます。

ただしOSの違いによる制約もあります。iOS版が6月に追加したSiri連携やショートカット機能のようなプラットフォーム固有の機能は、現時点のAndroid版には引き継がれていません。

トラフィック停滞期に打った次の一手

今回のリリースは、OpenAIにとって成長の再加速を狙う重要な一手でもあります。

SimilarwebやSensor Towerの調査データによると、ChatGPTは6月にウェブサイトのトラフィックおよびアプリ導入数がサービス開始以来初めて減少傾向を見せていました。

MetaのThreadsが爆発的な初動を見せるなど競合サービスの台頭もあり、生成AIへの熱狂が一服したのではないかという見方も広がっています。

競合の動きを見ると、MicrosoftはGPT-4を搭載したBingアプリを以前からAndroid向けに提供していますが、GoogleのBardは専用アプリを持たずウェブ版のみにとどまっています。米BloombergはAppleが社内でチャットボットをテスト中だと報じていますが、公式アプリの選択肢はまだ少ないのが現状です。

なぜ重要か

Androidユーザーにとって、ブラウザ版で度々生じていた再ログインやUIの操作しづらさから解放されるメリットは非常に大きいです。日常的にChatGPTを使う人であれば、迷わず今すぐインストールすべき水準に仕上がっています。

業界の視点では、OpenAIがモバイルの最大シェアを握るAndroidを抑えた意義は極めて大きいと私たちは考えます。ウェブ経由の利用が頭打ちを見せるなか、アプリという定着率の高いチャネルを世界規模で確保することは、熱狂後のユーザー離脱を防ぐ現実的な防衛策です。

さらに、本丸であるGoogleがBardのネイティブアプリを未だ投入できていない隙を突き、Androidエコシステム内で先んじて認知を固める巧みな立ち回りとも言えます。

もっとも、専用アプリを配っただけでかつての爆発的な関心を維持できるかは不透明です。OS標準のアシスタントのような深い連携がない単体アプリである以上、どこまでアクティブ率を維持できるかが今後の課題になりそうです。

情報源 (2)

  1. [1]
    theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com
  2. [2]

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