イーロン・マスク氏のxAI、ChatGPT対抗の単体アプリを開発中か
報道によると、イーロン・マスク氏率いるxAIが対話型AI「Grok」の単体アプリを準備中だという。ChatGPTのように個人端末から直接利用できる仕様で、評価額500億ドル規模となる次期資金調達の完了後にリリースされる見通しだ。

X の中に組み込まれていた Grok が、ついに独立したアプリとして飛び出す準備を進めています。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、イーロン・マスク氏率いる AI 企業 xAI が、一般ユーザー向けの単独アプリの提供を計画しているとのことです。OpenAI の ChatGPT のような使い勝手になり、個人端末から直接 Grok を利用できるようになる見込みです。
評価額 500 億ドルと 110 億ドルの資金力
フィナンシャル・タイムズの報道によると、この単独アプリは xAI が次の資金調達ラウンドを完了した後にリリースされる可能性が高いとされています。
その調達額は最大 50 億ドル、企業評価額は 500 億ドルに達する見込みです。これはわずか半年前の評価額の 2 倍に相当します。この調達が完了すれば、xAI の累計調達額は約 110 億ドル規模に膨らみます。
また同紙によれば、マスク氏は 440 億ドル規模の Twitter 買収を支援した投資家に対し、忠誠への見返りとして xAI 株の最大 25% へのアクセスを提供したとされています。フィデリティやオラクルの共同創業者ラリー・エリソン氏、Twitter 創業者のジャック・ドーシー氏らは、xAI の評価額急伸によって Twitter 買収での損失を取り戻せる可能性があると見られています。
なぜ重要か
ユーザーにとって最大のメリットは、X のアカウントやタイムラインに縛られず、Grok を直接 ChatGPT の代替ツールとして試せる点にあります。
これまでの Grok は X の有料プランやアプリ内に閉じ込められており、一般的なチャット AI としての普及には限界がありました。独立したモバイルアプリを投入することは、xAI が OpenAI や Anthropic と本格的にスマートフォンのホーム画面を奪い合う土俵に上がったことを意味します。巨額の資金力を背景に、一般向け AI アプリのシェア争いは一段と激しくなりそうです。
情報源 (1)
- techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com
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