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WordPress.comがAIウェブサイトビルダーを公開:対話だけでサイト一式を自動生成

公開 拡散指数 38

WordPress.comがプロンプトを入力するだけでテキストやレイアウト、画像を含めたサイトを丸ごと自動生成する無料の「AIウェブサイトビルダー」を発表した。対話チャットや手動での微調整に対応する一方、現時点ではECサイトや複雑な連携には未対応となっている。

画像:wordpress.com

WordPressでまともなウェブサイトを作ろうとすると、これまではテーマ選びや配色の調整、画像の選定やレイアウトの修正など、公開する前に多くのハードルがありました。

WordPress.comは4月9日、対話形式でウェブサイトを自動生成できる新しいAIウェブサイトビルダーを公開しました。専門的な知識がなくても、要望を言葉で伝えるだけで制作が完了します。

会話だけでサイト全体を構築

この機能は、ユーザーが入力したプロンプトをもとに、デザイン、レイアウト、文章、画像が揃った完全なWordPressサイトを一瞬で生成します。

生成された後の修正も柔軟です。画面上のチャットボックスでAIに追加の指示を出して修正させることもできれば、通常のエディタを使って手動で文字や画像、フォントを微調整することも可能です。

WordPress.comは、最初の指示でサイト名や目的、掲載予定のコンテンツなどをできるだけ具体的に記述することを推奨しています。仕上がりに納得したら、画面右上のボタンを押すだけで即座に公開できます。

ポートフォリオには最適だが、EC対応はまだ先

ターゲットとして想定されているのは、起業家や中小企業のオーナー、ポートフォリオを手軽に作りたいフリーランスやクリエイター、そしてブログを始めたい個人です。

また、制作を請け負う開発者がクライアント向けにプロトタイプを素早く立ち上げる際にも活用できます。

ただし、現時点ではEコマース機能や複雑な外部連携を必要とするウェブサイトの構築には対応していません。これらの高度な要件については今後の対応とされています。

土台は通常のWordPressのままであるため、ビジネスプラン以上のユーザーであれば、従来通り開発者向けツールを使った高度なカスタマイズも行えます。

なぜ重要か

一般ユーザーや個人クリエイターにとって、独立したドメインでサイトを立ち上げる心理的ハードルは大幅に下がります。専門知識を持たない人でも、数分で実用的なショールームやポートフォリオを用意できるようになります。

業界全体から見れば、WordPress.comによるFramerやWixなどの競合AIツールへの直接的な対抗策といえます。設定の手間というWordPress最大の弱点を、対話型UIで覆い隠そうとしています。

今回の設計で賢い点は、AIを完全に閉じた仕組みにするのではなく、生成後も通常のWordPressエディタで自由に手を加えられるハイブリッドな構成にした点です。

一方で、オンラインショップ構築に未対応な点は明確な弱点です。商品販売を目的とする本格的なビジネスユーザーにとっては、まだ実用的な選択肢とは言えないのが現状です。

情報源 (1)

  1. [1]
    wordpress.com(新しいタブで開きます)原文wordpress.com

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