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SuperhumanがAI自動分類「Auto Label」提供開始、プロンプトで仕分け

公開 拡散指数 35

Superhumanはメールを自動分類する新機能「Auto Label」を発表した。マーケティングや営業などの標準ラベルに加え、プロンプトを入力して独自のラベル作成や自動アーカイブが可能。返信がないメールに合わせたフォローアップの下書きもAIが自動生成する。

画像:techcrunch.com

生成AIの登場以降、受信トレイが片付くどころか、AIで量産された営業メールやスパムまがいの連絡に悩まされる人が増えています。

メールクライアントのSuperhumanは2月19日、こうした受信トレイの混乱に対処するため、AIを活用した自動分類機能「Auto Label」を発表しました。

プロンプトで独自のラベルを作成可能に

メールの自動分類自体は目新しい試みではありません。Googleが2019年に終了したInboxをはじめ、多くのサービスが挑戦してきましたが、精度にはばらつきがありました。

今回のAuto Labelは、マーケティングや営業の売り込み、SNS通知、ニュースといったメールをAIが自動判別してラベルを付与します。見たくないカテゴリはそのまま自動アーカイブに設定することも可能です。

最大の特徴は、自然言語のプロンプトを使って自分専用のラベルを作れる点です。独自のルールを文章で指示するだけで、目的に合った分類ボックスを作成できます。

SuperhumanのRahul Vohra最高経営責任者によると、過去1年でユーザーから最も多く寄せられた不満が、営業やマーケティングメールの急増だったといいます。従来のGmailやOutlookのスパムフィルターでは防ぎきれなくなったため、自前で分類エンジンの開発に踏み切りました。

ただし現時点では、作成したラベルのプロンプトを後から編集できません。挙動を調整したい場合は一度削除して新しく作り直す必要があります。

あわせてリマインダー機能も強化されました。返信を待っているメールに一定期間動きがない場合、自動で受信トレイの上部に再表示され、過去の文脈や本人の文体を真似たフォローアップメールの返信案までAIが自動作成します。

今後は個人のウェブサイトや社内ナレッジベースとの連携も進め、将来的には日程調整などをAIが自動で返信する機能も視野に入れているとのことです。

なぜ重要か

私たちは、Superhumanがメールを「書かせる」方向ではなく、「受信トレイを守る」方向にAIを活用した点を高く評価しています。

この2年間、各社がAIによる文章生成を競い合った結果、受信者は大量の営業メールに追われることになりました。AIが生成したノイズをAIで防ぎ止めるアプローチは、現在のビジネス現場において最も切実なニーズと言えます。

毎日大量のメールを処理する経営者や営業担当者にとって、不要な売り込みを自動で弾き、返信待ちの案件を自動ドラフトでフォローできる価値は非常に大きいです。

一方で、分類プロンプトが後から編集できない仕様はまだ使いにくさが残ります。重要な連絡が意図せずアーカイブされてしまうリスクを考えると、過度な自動化には慎重になる必要があります。AIによる代理送信まで任せるには、もう少し実績と信頼が必要になりそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com

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