本文へスキップ
IFAI

AIツール

Perplexity、AIショッピング機能を刷新 ブラックフライデー前に無料開放

公開 拡散指数 38

Perplexityはブラックフライデーを前にAIショッピング機能を刷新し、全ユーザーへ無料提供を始めた。過去の対話履歴を記憶しておすすめを最適化し、商品カードで提案するほか、PayPalを活用した決済にも対応する。検索エンジンが「探して買う」代行エージェントへ進化している。

Perplexity、AIショッピング機能を刷新 ブラックフライデー前に無料開放
画像:cnet.com

ブラックフライデー商戦を目前に控え、Perplexity が自社の AI ショッピング機能を大幅に刷新し、全ユーザー向けに無料開放しました。

同社がプレスリリースで喜びを感じられない果てしない商品の羅列と呼んだ従来の検索画面に代わり、対話を中心とした購買体験へと舵を切っています。

グリッドをスクロールせず、会話で絞り込む

新しいショッピング機能は、ユーザーとのやり取りを通じて探している商品の条件を細かく絞り込んでいく設計です。

過去のチャット履歴も参照されるため、ユーザーの好みや過去の興味に合わせたパーソナライズ提案が行われます。

検索結果は新設計のインテリジェント製品カードとして提示され、最適な選択肢だけが厳選して表示されます。さらに、今年前半に提携した PayPal との連携を活かし、購入時のチェックアウトまでスムーズに案内する仕組みです。

自律型エージェントの台頭と、忍び寄る信憑性の壁

買い物相談をチャットボットで行うユーザーが増える中、AI 各社は囲い込みに躍起になっています。

Perplexity Comet や ChatGPT Atlas のような AI ブラウザでは、AI がユーザーの代わりにネットを巡回してカートに商品を入れるエージェント機能が現実のものになっています。Google の Gemini も最近、希望価格まで値下がりした際に自動購入する機能を追加しました。

しかし、この便利さの裏には厄介な課題が浮上しています。

ブランド側が AI に拾われやすいよう自社コンテンツを過剰に最適化し始めている一方で、信頼性の高いレビューサイトの多くは AI クローラーを遮断しています。その結果、AI が公正な辛口レビューではなく、巧妙に作られたマーケティング文章ばかりを学習して推薦してしまうリスクが生じています。

なぜ重要か

セールの時期に無数の候補から目当てのアイテムを絞り込みたいユーザーにとって、今回の無料アップデートは試す価値が十分にあります。相談役として使う分には、大幅な時間短縮になるはずです。

ただし、決済まで完全に任せるのはまだ慎重になるべきだと私たちは考えています。PayPal と組んで購入導線を抑えにいく Perplexity の狙いは非常に巧みですが、情報の信頼性という根本的な弱点が残っています。

専門メディアがクローラーを締め出す中で、AI の推薦が企業の広告合戦に毒されるリスクは拭えません。購入の最終決定はあくまで自分で行うのが賢明です。

情報源 (1)

  1. [1]
    cnet.com(新しいタブで開きます)原文cnet.com

毎日のAIピックアップ