PerplexityがPro向けに推論モード追加:o1-miniで数学やコード作成に対応
PerplexityはProユーザー向けにOpenAIのo1-miniを活用した「reasoning」フォーカス機能のベータ版を提供開始した。パズルや数学、プログラミング向けだが、現時点ではウェブ検索機能とは未連携で利用制限もある。

AI検索の米Perplexityが、あえてWeb検索を行わない新機能を導入しました。
PerplexityのCEOであるAravind Srinivas氏は9月17日、有料のProユーザー向けに、ベータ版の「reasoning(推論)」フォーカス機能を追加したとXで発表しました。基盤モデルには米OpenAIのo1-miniを採用しています。
Web検索を排し、数学やコードに特化
この機能の最大の特徴は、現時点ではWeb検索機能と統合されていない点です。
Srinivas氏によると、モデルの動作は遅く、APIの利用制限(レートリミット)があるため利用回数も限られます。主な得意分野は論理パズル、数学の計算、プログラミングコードの生成です。
複雑な推論とWeb検索を組み合わせて使いたい場合は、既存のPro search機能を利用するのが現時点で最適だと案内されています。
なぜ重要か
リアルタイムなWeb検索を最大の強みにしてきたPerplexityが、検索機能を切り離したモードを提供したのは興味深い判断です。それだけOpenAIのo1シリーズが持つ推論能力が、検索なしでも提供する価値があると見なされたことを示しています。
Proユーザーにとっては、複雑なコードの修正や数式計算を行う際の選択肢がプラットフォーム内で増えたことになります。ただし、Web検索と連動していない以上、OpenAIの公式サービスを直接使う場合と体験上の大きな差はありません。真価が問われるのは、この深い推論能力がPerplexity本来の検索エンジンと完全に融合したときだと考えられます。
情報源 (1)
- x.com(新しいタブで開きます)原文x.com