OpenAIがGPT Storeを刷新:5段階の星評価と制作者プロフィール拡充
OpenAIはGPT Storeを更新し、1〜5の星評価と制作者への非公開フィードバック機能を追加した。制作者プロフィールにはSNSリンク、平均評価、会話数が表示されるようになった。一方、期待される収益分配の仕組みは依然として未発表のままだ。

鳴り物入りで開設されたGPT Storeですが、公開から1カ月以上が経ち、ようやくアプリストアとしての基本機能が整い始めました。
OpenAIは公式Xアカウントで、サードパーティ製GPTに対するユーザー評価機能と、開発者プロフィールの拡張アップデートを発表しました。
これまではBotの名前が並ぶだけで品質を見極めるのが困難でしたが、徐々にストアの体裁が整いつつあります。
星評価と直接のフィードバック
今回の更新により、画面左上にあるGPT名の下のドロップダウンメニューから、「Send feedback」という新機能が選べるようになりました。
これを選択するとポップアップ画面が表示され、1つ星から5つ星までの評価をつけることができます。
さらに、作成者に向けた任意のプライベートメッセージを入力できるテキストボックスが用意されており、連絡先として自分のメールアドレスを相手に開示するかどうかもチェックボックスで選択可能です。
開発者プロフィールの拡張と残された課題
同時に、作成者のプロフィール画面も大幅に拡充されました。
ユーザーが開発者名をクリックすると、そのGPTの平均評価やレビュー総数、これまでに開始された会話セッションの総数が表示されるようになります。
また、開発者は自分のLinkedIn、Xアカウント、個人ウェブサイトへのリンクを掲載できるようになりました。
なお、今回のアップデートの直前には、ChatGPTが突然意味不明な乱文を出力し続ける奇妙な不具合が発生し、世界中で話題になったばかりでした。
一方で、ストア開設時に最も注目されていた「利用実績に応じたクリエイターへの収益分配」については、依然として具体的な進展が示されていません。
なぜ重要か
私たちは、今回のアップデートをGPT Storeの最低限の地ならしと見ています。レビューや評価指標のないマーケットプレイスは、質の低いBotが埋もれずに残り続ける温床になっていたからです。
一般ユーザーにとっては、平均星数や会話数という指標ができたことで、実用に耐えうるBotを素早く見つけられるメリットがあります。
開発者にとっても、収益化が未定の現状において、XやLinkedInへトラフィックを誘導できる仕組みはプロモーションとして一定の価値があります。
しかし、本丸である収益分配モデルが実現しない限り、本格的なツールを作り続ける動機づけにはなりにくいのが実情です。さらに今後はサクラレビューや不当な低評価といった評価システムの課題も浮上してくるはずで、健全な経済圏を築けるかはまだ未知数と言えます。
情報源 (2)
- @OpenAI(新しいタブで開きます)原文twitter.com
- venturebeat.com(新しいタブで開きます)報道venturebeat.com
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