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Microsoft、「Copilot」に音楽生成AI「Suno」を統合 テキストから楽曲作成

公開 拡散指数 60

米Microsoftは、AI音楽スタートアップのSunoと提携し、「Microsoft Copilot」上でテキスト指示から楽曲を生成できる新機能を発表した。楽器演奏や楽理の知識がなくても、ジャンル指定や歌詞のチャット入力だけでボーカル入り楽曲を作成できる。

画像:the-decoder.com

楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、チャット画面に一言入力するだけでオリジナル曲が完成する時代がやってきました。

米マイクロソフトは、AI楽曲生成を手がける米スタートアップSunoとの提携を発表しました。これにより、同社のAIアシスタント「Microsoft Copilot」上で、テキストから楽曲を丸ごと生成できるようになります。

ボーカルの歌声から伴奏、歌詞の書き起こしまで、わずか数秒で1曲の音楽として仕上がります。

テキスト入力から1曲丸ごと生成

利用方法はとても手軽です。Microsoft EdgeでCopilotにアクセスし、Sunoプラグインを有効化するか「Sunoで音楽を作成」をクリックします。あとはチャット欄に「家族との冒険を歌ったポップソング」といったプロンプトを投げるだけです。

数秒後には1分から2分程度の楽曲が生成され、チャット画面には生成された歌詞テキストも一緒に表示されます。

Sunoはケンブリッジを拠点とする企業で、もともとはDiscordを中心に人気を集めていました。11月末には大型アップデートとして新モデルChirp v2をリリースしており、音質の改善や多言語対応の強化、最長80秒の生成と60秒の延長機能などが追加されています。

公式サイト版との違いと著作権の注意点

ただし、Copilot版には公式サービスと比べたいくつかの制限があります。マイクロソフトのシニアコミュニケーションマネージャーであるDonny Turnbaugh氏によると、SunoのWebサイトやDiscordでは1回のプロンプトで2曲が提示されますが、Copilotプラグイン経由では1曲のみの生成にとどまります。

また、商用利用の規約にも注意が必要です。Sunoの無料ユーザーが生成した楽曲の権利はSuno側に帰属します。SNSなどでの個人的なシェアは認められているものの、YouTubeやSpotifyでの収益化は禁止されており、商用権を得るには有料プランへの加入が必須です。

音楽生成AIの分野では、MetaのオープンソースAudioCraftや、ハミングやテキストから楽曲を作るGoogleのYouTube向けツール、さらにSoundrawやBoomyといった新興勢力も参入しており、競争が激化しています。

なぜ重要か

マイクロソフトによるこの連携は、Copilotの利用層を一気に広げる巧みな一手だと考えられます。これまでのプラグインは旅行予約や文書作成など業務効率化が中心でしたが、音楽生成という圧倒的に分かりやすいエンタメ要素が入ることで、一般ユーザーの利用ハードルを劇的に下げることができます。

一般ユーザーや動画クリエイターにとって、内輪のイベントやちょっとした短尺動画のBGMを作る用途であれば、今すぐ試す価値は十分にあります。一方で、無料版では収益化が禁じられているため、本格的なクリエイターが副業や商業案件で使うにはまだ制約が目立ちます。

かつて画像生成のDALL-EをBingに統合したのと同様、マイクロソフトは最先端の生成AIスタートアップを自社プラットフォームに迅速に取り込む手法を繰り返しています。話題作りとしては満点ですが、一過性の面白さで終わらせず、日常的なツールとして定着させられるかが今後の課題になりそうです。

情報源 (3)

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    blogs.bing.com(新しいタブで開きます)原文blogs.bing.com
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