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業界動向

米Meta、ディスプレイ付きスマートグラスを9月発表か 800ドルから

公開 拡散指数 34

ブルームバーグ報道によると、Metaはコードネーム「Hypernova」と呼ばれる画面付きスマートグラスを9月に発表する。片側レンズに通知画面を備え、手首アクセサリで操作可能。当初の1000ドルから800ドルへ値下げされ、音声AIを搭載して将来のスマホ代替を狙う。

米Meta、ディスプレイ付きスマートグラスを9月発表か 800ドルから
画像:pymnts.com

Metaが、ついにディスプレイ付きスマートグラスの投入に踏み切る構えです。

ブルームバーグの報道によると、Metaは9月に「Hypernova」というコードネームで呼ばれる新型スマートグラスを発表する予定です。従来のオーディオ中心モデルとは異なり、レンズ上に画面を組み込んだ製品となります。

価格設定は当初1000ドル以上が計画されていましたが、度付きレンズやフレームのオプションを除いた基本価格が800ドルからに引き下げられたと報じられています。

片眼スクリーンと手首型コントローラー

Hypernovaの最大の特徴は、片側のレンズにアプリや各種通知を表示するディスプレイが搭載されている点です。

さらに、メガネ側の操作を行うための専用の手首型アクセサリーが付属すると伝えられています。

ハードウェア面では、スマートフォン並みのカメラや音声起動型のAI検索機能が搭載されると噂されています。

CNETの報道によると、Hypernovaはスマートフォンと連携して使用する設計ながら、将来的にスマホを置き換える可能性を示唆しています。IDCのウェアラブル担当責任者であるフレデリック・スタンブレル氏は、CNETに対して、マーク・ザッカーバーグ氏がいつかスマホを代替しようと目指す端末の第一世代を目撃している可能性が高いと語っています。

Ray-Banの好調と加速する開発競争

Metaが強気な新ジャンル投入に踏み切れる背景には、現行製品の好調があります。

パートナー企業であるエシロールルックスオティカは7月、Ray-Ban Metaの今年上半期の販売台数が前年同期比で200%以上増加したと発表しました。現行のRay-Ban Metaは200ドルから400ドル、Oakleyモデルは最大500ドルで販売されています。

同社の首脳陣は、メガネこそがAIやセンサー技術が融合する次世代のコンピューティングプラットフォームになると強調しています。

ライバルも動き出しています。Googleは5月にGentle MonsterやWarby Parkerとの提携を発表し、Android XRとAIモデルGeminiを搭載したスマートグラスの開発を推進しています。

なぜ重要か

私たちは、Hypernovaがスマートグラスを「カメラ付きのイヤホン」から「実用的な情報端末」へと引き上げる試金石になると考えています。ただし、800ドルという価格設定は現行Ray-Banの倍以上であり、単眼ディスプレイと手首コントローラーという操作系を考慮すると、一般ユーザーが今すぐ飛びつくべき必需品というよりは、新しいUXを試したいギーク向けの製品になりそうです。

業界全体で見れば、当初の1000ドル予定から800ドルへと抑え込んできた点に、普及への現実的な配慮が見て取れます。先行してディスプレイ付き端末を製品化することで、5月に発表されたGoogle陣営のAndroid XR連合に対して強いプレッシャーをかけることになります。

懸念されるのは、片眼表示の視認性や疲労感、そして手首型アクセサリーを常時身につける煩わしさがどこまで許容されるかという点です。スマホ代替への第一歩として野心的である一方、日常的な装着感とのバランスが最大の壁になると見られます。

情報源 (1)

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    pymnts.com(新しいタブで開きます)原文pymnts.com

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