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Meta、AIグラス向けv21更新:騒音下で会話相手の声を強調、視界に合わせたSpotify選曲も

公開 拡散指数 35

Metaはスマートグラス向けにソフトウェアv21の配信を開始した。騒がしい環境で相手の声を増幅する「会話フォーカス」を先行提供するほか、Spotifyと連携して見ている景色に合う音楽をAIに選曲させる機能を追加。まずは北米の早期アクセス参加者向けに順次提供される。

Meta、AIグラス向けv21更新:騒音下で会話相手の声を強調、視界に合わせたSpotify選曲も
画像:about.fb.com

Metaがホリデーシーズンに合わせて、スマートグラス向けの最新ソフトウェアアップデート「v21」の配信を開始しました。

対象となるのはRay-Ban MetaおよびOakley Meta HSTNで、日常の会話を聞き取りやすくする機能や、Spotifyと連携した新機能が追加されています。

騒がしい場所でも相手の声を聞き取る「Conversation Focus」

目玉機能のひとつが、今年秋のカンファレンス「Connect」で予告されていた「Conversation Focus」です。

混雑したレストランや電車内、ライブ会場など、周囲の雑音が大きい環境でも、目の前の話し相手の声をオープンイヤースピーカー経由で強調して届けてくれます。

音量の調整もシンプルで、メガネの右テンプルをスワイプするか、設定画面から環境に合わせて素早く変更できます。

この機能はまず、米国とカナダのEarly Access Program参加者向けに提供が始まります。

視界に合わせた曲を流す「Meta AI + Spotify」

もうひとつの新機能が、Spotifyとタッグを組んだマルチモーダルな音楽体験です。

アルバムのジャケットや休日の風景などに視線を向け、「Hey Meta, play a song to match this view(この景色に合う曲をかけて)」と話しかけるだけで、その場の情景とユーザーの好みに合った音楽を再生してくれます。

コンピュータービジョンによる画像認識とSpotifyのパーソナライズ機能を掛け合わせた仕組みです。

こちらは英語のみの対応ですが、米国やカナダ、英国、オーストラリア、ドイツ、フランスなど21カ国で提供されます。

なぜ重要か

今回のアップデートは、スマートグラスの実用性を「視覚」ではなく「聴覚」の強化で高めようとする巧みなアプローチだと私たちは考えています。

ディスプレイを無理に搭載してバッテリーや重量を犠牲にするのではなく、オープンスピーカーとマイクを使って日常の不便(騒音下での会話)を解決する方向性は、補聴器や集音器の領域にも踏み込む実用的な進化です。

また、カメラで捉えた情景をSpotifyの音楽レコメンドに繋げる使い方は、ユーザーに「カメラを使う理由」を自然に与えています。

ただし、Conversation Focusはまだ北米のアーリーアクセス限定であり、周囲にカメラを向けることへのプライバシー意識の壁も依然として残ります。それでも、既存のハードウェアのままソフトウェア更新で体験を底上げし続けるMetaのスピード感は、競合にとって手強い脅威になりそうです。

情報源 (1)

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    about.fb.com(新しいタブで開きます)原文about.fb.com

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