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Googleが画像検証ツールを発表、AI生成画像の判別を支援へ

公開 拡散指数 33

GoogleはAI生成画像の拡散防止に向けた新機能を発表した。「About this image」により、画像の初回インデックス時期や初出サイト、他の掲載先を確認できるようになる。さらにAI生成画像へのメタデータ付与も進め、MidjourneyやShutterstockも賛同している。

Googleが画像検証ツールを発表、AI生成画像の判別を支援へ
画像:uk.news.yahoo.com

Midjourney などの登場により、肉眼では本物と見分けがつかない画像が簡単に作れるようになりました。明確なラベルがなければ、架空の生成物であっても自分の目を信じてしまうリスクが高まっています。

こうした事態を受け、Google は画像が実写かアルゴリズムによる生成かを見分けるための 2 つの新機能を発表しました。

画像の「素性」を調べる新ツール

ひとつ目は、今後数か月以内に米国で先行提供される「About this image」(この画像について)という機能です。

Google 画像検索で画像の横にある 3 つのドットをタップするか、Google レンズでの検索時、または Google アプリで画面を上にスワイプすることで利用できます。

この画面では、主に 3 つの重要情報が表示されます。まず、その画像や類似画像が Google にいつ最初にインデックスされたかです。これで、突如現れた画像なのか昔からあるものかが分かります。

次に、その画像がウェブ上のどこに最初に出現したかです。信頼できる報道機関なのか、匿名の掲示板なのかで信憑性は大きく変わります。

さらに、ファクトチェックサイトや報道機関、SNS など、他にどこで掲載されたかも確認できます。出所や拡散の経緯がわかるため、文脈が都合よく書き換えられていないかを判断しやすくなります。

生成元とタッグを組んでメタデータを付与

Google は検索時の確認ツールだけでなく、画像ファイルそのものへの対策も進めています。

自社の生成 AI で作成されたオリジナルファイルに対し、AI 生成であることを明記するマークアップを埋め込む方針を明らかにしました。

この取り組みには、すでに Midjourney や Shutterstock が賛同しており、今後さらに多くの企業が参加する見込みです。

Google の検索担当プロダクトマネージャーである Cory Dunton 氏は、2022 年の Poynter による調査を引き合いに出しました。回答者の 62% が少なくとも毎週誤情報に遭遇していると感じており、日常の検索導線の中で真偽を確かめられる仕組みが求められています。

なぜ重要か

一般ユーザーにとって、怪しい画像に出くわした際、別サイトへ行かずに Google レンズや検索画面からワンタップで来歴を確認できる利便性は非常に実用的です。疑わしいニュース画像を見かけたときには、すぐに試す価値があります。

業界の視点では、Google が単独で囲い込まず、Midjourney や Shutterstock と足並みをそろえてメタデータの標準化に踏み切った点は賢明な一手といえます。

しかし、このアプローチには明確な限界もあると私たちは考えています。最大の問題は、ユーザー自身が「これは偽物かもしれない」と疑って自発的にボタンを押さなければ機能しない点です。

SNS で感情を煽るような偽画像が一気に拡散される現場では、立ち止まって裏取りをする人はごく一部に限られます。正しい文脈を提供する枠組みは前進ですが、これだけで爆発的に増えるフェイク画像の拡散を抑え込むのは難しいように見えます。

情報源 (1)

  1. [1]
    uk.news.yahoo.com(新しいタブで開きます)原文uk.news.yahoo.com

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