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画像・動画生成

Google、動画生成AI「Veo 3」を英展開 Geminiモバイルアプリでも提供開始

公開 拡散指数 44

Google は最上位プラン「Google AI Ultra」を英国で提供開始し、動画生成モデル「Veo 3」の対応地域を 73 カ国に拡大したと発表しました。Pro 会員向けに Gemini モバイルアプリからの Veo 3 生成機能を開放し、10 回分の試用枠を提供します。悪用対策として可視透かしも追加されます。

Google、動画生成AI「Veo 3」を英展開 Geminiモバイルアプリでも提供開始
画像:blog.google

Googleは、最新の動画生成モデル「Veo 3」の提供地域を拡大し、Geminiのモバイルアプリでも利用可能にしたことを発表しました。

最上位プラン「Google AI Ultra」が新たに英国でも提供開始され、展開地域は合計73カ国に達しました。Google担当副社長のJosh Woodward氏によると、先週金曜日に71カ国へ提供した直後から想定を大幅に超える需要が殺到し、システム稼働を維持するために奔走していたといいます。

スマホ対応とプラン別の利用枠

今回の大きな変化は、AndroidおよびiOSのGeminiモバイルアプリから直接Veo 3を利用できるようになった点です。これまでのWebブラウザ中心の環境から、手元の端末で手軽に動画を生成できるようになりました。

プランごとの権限も整理されています。Ultra会員にはVeo 3への最高レベルのアクセス権が付与される一方、Pro会員にはGeminiアプリ内で試せる10回分の動画生成枠と、動画制作ツール「Flow」での限定的なアクセスが提供されます。

日常的なクイック利用はGeminiアプリから、本格的な映像制作はクリエイター向けツールであるFlowから利用する形に分かれています。

透かしの義務化とプロ向け例外規定

機能拡大と同時に、AI生成コンテンツの透明性確保に向けた施策も強化されました。

Googleはすべての生成コンテンツに不可視の「SynthID」透かしを埋め込んでおり、先週には検出ツール「SynthID Detector」を初期テスター向けに公開しました。さらに今回から、すべての生成動画に目に見える透かしが追加されます。

ただし、映像制作者向けツール「Flow」においてUltra会員が生成した動画だけは例外とされ、可視の透かしが入りません。

なぜ重要か

動画生成AIをスマートフォンの公式アプリに統合したことは、一般ユーザーへの普及において大きな意味を持ちます。デスクトップを開くことなく、日常の思いつきからスマホ上で高品質な動画を試作できる環境が整いました。

Pro会員に付与された10回分の枠は実務で使うには心もとないものの、操作感や品質を確かめるお試しとしては手頃です。本格的な制作を行いたいクリエイターにとっては、Ultraプランへ移行すべきか判断するための材料になります。

透かしに関する設計も現実的だと考えます。一般的な利用には目に見える透かしを強制してディープフェイクや悪用の拡散を防ぎつつ、Flowを使う課金クリエイターには透かし無しの映像を提供することで、商用利用に耐えうる実用性を確保しています。安全対策とプロユースの利便性を両立させるための巧みな落としどころに見えます。

情報源 (2)

  1. [1]
    blog.google(新しいタブで開きます)原文blog.google
  2. [2]
    x.com(新しいタブで開きます)議論x.com

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