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Google、AI Modeの順番待ちを撤廃:全米開放と検索履歴サイドバーの追加

公開 拡散指数 37

Googleは米国向けにLabsの「AI Mode」の順番待ちを撤廃し、即時利用可能にしたと発表した。店舗や商品のビジュアルカードでリアルタイム価格や在庫を確認できるほか、デスクトップ向けに履歴を引き継げる左サイドバーを追加した。

Google、AI Modeの順番待ちを撤廃:全米開放と検索履歴サイドバーの追加
画像:blog.google

バックパックに入る100ドル以下の折りたたみキャンプ椅子を探すとき、これまでは複数の比較サイトやECサイトを行き来するのが当たり前でした。Googleはそうした手間を検索窓の中だけで完結させようとしています。

Googleは、実験的検索機能であるAI Modeのウェイトリストを撤廃し、米国内のすべてのユーザーがGoogle Labsを通じて即座に利用できるようにしたと発表しました。さらに、テスト環境にとどまらず、通常の検索画面への統合に向けた動きも始まります。

リアルタイム在庫と地図データを対話に組み込む

AIを使った情報収集で最も困るのは、おすすめされた商品の価格が間違っていたり、すでに売り切れていたりする点です。

今回AI Modeに追加されたのは、場所や商品に関する視覚的なカード表示機能です。たとえば近所でミッドセンチュリーのビンテージ家具店を探すと、評価や口コミ、営業時間だけでなく、リアルタイムの混雑状況までカード上に表示され、その場から電話をかけたりルート案内を起動したりできます。

商品の検索でも同様に、最新のセール価格、送料、近隣店舗の在庫状況が反映されたカードが提示され、そのまま販売元へのリンクをたどることができます。

これを支えているのが、世界で450億件以上の商品情報を扱い、1時間あたり20億件以上のデータを更新しているGoogleのショッピンググラフです。また、デスクトップ版には過去の検索履歴を振り返ることができる左側のサイドパネルが追加され、旅行計画や高額な買い物などの長引くタスクでも、以前の文脈を残したまま追加質問できるようになりました。

今後数週間以内には、米国の一般検索ユーザーのごく一部を対象に、通常の検索結果内にAI Modeタブを表示する限定テストも開始される予定です。

なぜ重要か

私たちは、このアップデートこそがPerplexityなどの新興AI検索エンジンに対するGoogle最大の防壁を示していると考えています。

ユーザーにとって、複雑な条件での買い物や地域の店舗探しにおいて、AI Modeは今すぐ試す価値がある実用的なツールになりつつあります。一般的な対話型AIでは難しかった、今買える在庫や現在の営業時間を踏まえた提案が直接得られるからです。

競合の視点で見れば、対話型UIを作ることはできても、世界中の店舗のリアルタイム在庫や混雑度を網羅したデータベースを構築することは容易ではありません。Googleが長年培ってきたインフラの強みが明確に発揮されています。

ただし、課題がないわけではありません。カード表示内に広告やスポンサー枠が過度に入り込めば、AIによる選定に対するユーザーの信頼は損なわれる可能性があります。また、検索画面上で比較から在庫確認まで完結してしまうことで、商品レビューなどを手掛ける外部ウェブサイトへのアクセスがさらに減少するという懸念も残ります。

情報源 (1)

  1. [1]
    blog.google(新しいタブで開きます)原文blog.google

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