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DeepSeekが来週5つのリポジトリをオープンソース化へ、コア技術を完全公開

公開 拡散指数 48

金曜日、DeepSeekはXで来週から5つのコードリポジトリを公開し、基礎コードやデータを全面開示すると発表した。研究者や開発者はR1などの基盤技術を自由にダウンロードして改良できるようになる。クローズド路線をとるOpenAIに対し、完全な透明性で勝負を挑む形だ。

DeepSeekが来週5つのリポジトリをオープンソース化へ、コア技術を完全公開
画像:bloomberg.com

シリコンバレーに衝撃を与えた中国のAI新興企業DeepSeekが、自社の核心技術をさらに惜しみなく公開する姿勢を見せています。

同社は公式Xで、来週から5つのコードリポジトリをオープンソース化すると発表しました。AGIを探求する小さなチームとして、完全な透明性をもって成果を共有するとしています。

今回公開されるのは、注目を集めた推論モデルR1などの基盤となるコードだけでなく、モデルの作成に使われたデータや、コードの開発・管理手法にまで及びます。これらの技術はすでに検証と導入を終え、ドキュメントも整備されているとのことです。

閉源へのカウンターと独自路線

現在の生成AI市場では、Metaのようにモデルを公開する企業もある一方、草創期にオープンだったOpenAIは閉鎖的な商用路線へ舵を切り、Anthropicも技術を囲い込んでいます。

そうした中で創業20カ月のDeepSeekは、コードの根幹からデータまでを公開するという、大手とは正反対の徹底したオープン路線を推し進めています。競合である百度などの大手企業も、この動きに押されてオープンソースの採用を迫られています。

興味深いのは、創業者の梁文鋒氏が率いるクオンツ・ヘッジファンドから生まれた同社が、これまでのところ外部資金調達を公表していない点です。巨額の資金を投じた米国の有力スタートアップとは異なり、短期的な収益化のプレッシャーが比較的小さいことが、大胆な公開を後押ししているとみられます。

なぜ重要か

エンジニアや研究者にとって、この発表は大きな意味を持ちます。ブラックボックスになりがちな最先端の推論モデルの内部実装やデータパイプラインを直接確認し、自前の環境で再現・改良できるようになるためです。

業界全体としては、巨額の資金で技術の囲い込みを図るOpenAIやAnthropicに対する強烈な牽制になります。モデルの作り方そのものが公共財のように共有されれば、APIの利用料で稼ぐビジネスモデルの優位性は大きく揺らぎかねません。

私たちは、この動きを非常に計算された戦術だと考えています。ベンチャーキャピタルからの収益化圧力がない立場を生かし、透明性を武器にして世界中の開発者を取り込み、デファクトスタンダードを握ろうとしているように見えます。一方で、高度なAI技術の無条件な拡散は各国政府の安全保障上の懸念を強めており、規制の面でどこまでこの方針を維持できるかが今後の課題になりそうです。

情報源 (2)

  1. [1]
    bloomberg.com(新しいタブで開きます)原文bloomberg.com
  2. [2]

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