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Captions、UGC風動画広告を生成する「Mirage」公開 実在しないアバターで制作

公開 拡散指数 36

CaptionsはUGC(ユーザー生成コンテンツ)スタイルの動画広告に特化したAIモデル「Mirage」を公開した。台本や音声を入力するだけで、身振りや微表情を備えた架空のアバター動画を生成でき、外見や背景、感情も指定できる。実写撮影なしで広告の大量制作が可能になる。

Captions、UGC風動画広告を生成する「Mirage」公開 実在しないアバターで制作
画像:x.com

SNSのタイムラインで流れてくる「一般人のリアルな愛用品紹介動画」。その画面の向こうにいる人物が、そもそも実在しない可能性があります。

動画制作ツールのCaptionsは3月12日、UGC(ユーザー生成コンテンツ)スタイルの広告動画生成に特化した基盤モデル「Mirage」を正式リリースしました。Captions Ad Studio上で利用可能です。

実在しない「紹介者」をテキストから生成

インフィード広告などで成果が出やすいUGC風の動画は、クリエイターの確保や撮影の手間が最大のネックでした。Mirageはこの制作フローを丸ごと自動化することを目指しています。

スクリプトや音声ファイルを用意するだけで、画面に登場する人物の容姿から服装、背景、小物、さらには感情表現まで指定できます。不自然になりがちな身振り手振りや微細な表情の変化もアニメーションとして再現できるとしています。

なぜ重要か

映画のような高精細映像を目指す一般的な生成AIとは異なり、マーケティング現場で最も需要が高く消耗の激しい「UGC風広告」にフォーカスした点は、非常に実用的だと私たちは考えます。

広告運用者やEC事業者にとっては、これまで多額の外注費と時間をかけていたクリエイティブ制作の検証サイクルを劇的に短縮できるツールになるはずです。人物の属性を変えながら何十パターンものA/Bテストを数分で回すことが可能になります。

一方で、懸念されるのは視聴者の信頼です。UGCの本質は「第三者による生の声」にありますが、合成された架空の人物による推薦があふれかえれば、ユーザーの広告疲れやプラットフォーム側の規制強化を招くリスクも無視できません。

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