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Adobe、Firefly統合の「Adobe Express」Web版を正式公開 無料で利用可能

公開 拡散指数 39

Adobeは生成AI「Firefly」を統合した「Adobe Express」Web版のベータ提供を終了し、正式に世界展開を開始した。Adobe IDがあればブラウザ上で画像生成や動画編集を無料で利用でき、プロンプトは100以上の言語に対応する。モバイル版も近日提供予定だ。

Photoshop を立ち上げるほどではないけれど、ちょっとした SNS 画像やチラシをブラウザでサッと作りたい。そんな市場を長らくリードしてきたツールに対抗すべく、Adobe が本腰を入れました。

Adobe は 8 月 16 日、生成 AI「Firefly」を統合した「Adobe Express」のベータ版を終了し、デスクトップ Web 向けに正式提供を開始しました。モバイル版も近くリリース予定と案内されています。

2021 年に Adobe Spark から改称された Express は、画像や PDF、動画まで手軽に編集できるオールインワンのオンラインデザインツールです。

100 以上の言語でブラウザから AI 生成

今回の目玉は、画像生成 AI である Firefly が編集画面に直接組み込まれた点です。

ユーザーはプロンプト(指示文)を入力するだけで高品質な画像を生成でき、100 以上の言語による入力に対応しています。すでに世界で数百万人が利用しているとのことです。

利用の敷居も下がりました。無料の Adobe ID さえあれば、有料の Creative Cloud プランに加入していなくても Web ブラウザからそのまま無料で利用できます。

既存の有料会員向けには「Express Premium」が用意されており、Photoshop や Illustrator の素材を直接扱ったり、アプリ間で常に同期されるリンクファイルを配置したりできます。米プルデンシャル・ファイナンシャルの担当者も、反復的なデザイン業務を他部署に任せ、専任クリエイターが高付加価値な仕事に集中できるようになったと評価を寄せています。

なぜ重要か

Canva が強さを見せるライト層向けデザイン市場に対し、Adobe が本格的な反撃に出たと捉えられます。

プロ向けソフトは覚えることも多く価格も高めですが、Express なら誰でも無料で Adobe 製 AI のパワーを体験できます。SNS 担当者や個人事業主なら、今すぐ試す価値が十分にあります。

無料ユーザーを広く集めつつ、本格的なチームには Creative Cloud のアセット同期機能で有料プランの価値を感じさせるという導線は非常に巧妙です。一方で、モバイル版が「近日公開」にとどまっている点は惜しまれます。スマホ片手に短尺動画やサムネイルを作るユーザーが多い今、モバイル環境が揃うまで Canva などの牙城を崩しきれるかはまだ未知数です。

情報源 (1)

  1. [1]
    appleinsider.com(新しいタブで開きます)原文appleinsider.com

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