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YouTube、ショート動画にGoogleの「Veo 3」を今夏統合へ

公開 拡散指数 36

YouTubeは水曜日、Googleの最先端AI動画生成ツール「Veo 3」を今夏後半にYouTubeショートへ統合すると発表した。従来の背景生成機能から大幅に進化し、クリエイターが高度な動画生成を利用できるようになる。日間再生回数が2000億回を超えるショートの制作環境をAIで強化する。

YouTube、ショート動画にGoogleの「Veo 3」を今夏統合へ
画像:aws.amazon.com

YouTubeが、生成AIによる動画制作を一気に日常のものにしようとしています。

YouTubeのCEOを務めるNeal Mohan氏は、カンヌライオンズの基調講演において、Googleの最先端動画生成AIモデル「Veo 3」を、今夏の終わり頃にYouTube Shortsへ統合すると発表しました。

ステージにはAlex Cooper氏やAmelia Dimoldenberg氏といった人気クリエイターも登壇し、新たな制作環境への期待を語りました。

1日2000億回再生の巨大プラットフォームに最高峰AIを投入

YouTubeは以前から「Dream Screen」機能の背景生成に旧世代のVeo技術を採用していましたが、Veo 3への刷新は大幅な進化となります。

すでにSNS上では、Veo 3で生成された高品質な映像が話題を集めており、歴史上の人物がVlogを配信しているかのような動画などが注目を集めています。

2021年にスタートしたYouTube Shortsは、現在1日あたりの平均再生回数が2000億回を突破しており、TikTokやInstagram Reelsに対抗する最重要領域となっています。

一方で、生成AIの急速な普及に伴う肖像権問題への対策も進められています。YouTubeは米大手エージェンシーのCAAやトップクリエイターと連携し、著名人が自身の肖像や声を保護・管理できる仕組みの開発を進めていることも明かしました。

Mohan氏はクリエイターを「ハリウッドのスタートアップ」と呼び、彼らが脚本家や編集者を雇い、本格的なスタジオを設立してエンタメ界を再編している現状を強調しました。

なぜ重要か

これまで動画生成AIは、高性能なPCや専用のプロンプト入力環境、高額な利用料を必要とする実験的なツールにとどまっていました。

Veo 3がShortsに直接組み込まれることで、一般のクリエイターがスマートフォン1台で高度なVFXや背景映像を手軽に作成できるようになります。個人クリエイターにとっては、強力な制作チームを無料で手に入れたようなものです。

一方で懸念されるのは、低品質なAI量産動画によるフィードの劣化です。誰でも簡単にリアルな映像を作れるようになれば、視聴者のAI疲れを招くリスクも否定できません。

業界全体で見れば、Googleは基盤モデルの研究開発から巨大な配信インフラまでを自社で完結させており、競合するTikTokやMetaに対して強いプレッシャーをかける動きと言えます。

情報源 (1)

  1. [1]
    hollywoodreporter.com(新しいタブで開きます)原文hollywoodreporter.com

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