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業界動向

マスク氏のxAI、スパコン用サーバーラック調達でDellとSuper Microと提携

公開 拡散指数 70

イーロン・マスク氏はxAIが構築中のスーパーコンピューター向けサーバーラックをDellとSuper Microが供給すると明かした。Dellが半数を組み立て、Nvidiaと連携して次世代「Grok」向けインフラを整備する。

イーロン・マスク氏率いる xAI が進めるスーパーコンピューター構想のインフラ体制が明らかになりました。

マスク氏は X 上で、xAI が構築中のスーパーコンピューター向けサーバーラックを、Dell Technologies と Super Micro Computer の 2 社から調達することを公表しました。ラックの半分を Dell が組み立て、残りの半分を Super Micro が担当します。

Dell と Super Micro が半分ずつ担当、10 万基の H100 を視野に

Dell のマイケル・デル CEO も X で、AI 向け大手 Nvidia と協力して「AI ファクトリー」を構築中であると投稿しました。組み立て準備が進むサーバーラックの写真を添え、これが次世代 Grok の駆動基盤になると説明しています。

サンフランシスコに拠点を置く Super Micro も、ロイター通信に対して xAI との提携を認めました。同社は Nvidia との強固な関係に加え、高密度クラスターに不可欠な水冷技術で高い評価を得ています。

マスク氏は以前、Grok 2 のトレーニングに約 2 万基の Nvidia H100 GPU を使用したと明かしていました。しかし Grok 3 やそれ以降のモデルでは、10 万基規模の H100 が必要になると述べています。

The Information の報道によると、マスク氏はこのスーパーコンピューターを 2025 年秋までに稼働させたい考えです。また、同氏がテネシー州メンフィスを訪れている姿が目撃されており、同地がデータセンターの建設候補地と報じられています。

なぜ重要か

ユーザーの視点で見れば、Grok が OpenAI や Google を相手に真価を発揮するのは、このインフラが立ち上がる 2025 年秋以降になるという目安が見えてきました。

ラック調達を Dell と Super Micro の 2 社に半々で分けた判断は、非常に合理的だと考えられます。10 万基規模の GPU クラスターを構築する際、単一ベンダーに依存すると納期の遅延がそのまま開発スケジュールを直撃します。Dell の大規模な生産能力と Super Micro の水冷ノウハウを競わせることで、調達リスクを分散しつつ導入速度を最大化する狙いが透けて見えます。

同時に、最前線の AI 開発競争がもはや研究室の手を離れ、重工業並みの設備投資競争に入ったことを改めて示しています。

ただし、10 万基のチップを並べるとなれば、機器の手配以上に電力供給網や熱処理の確保が最大のボトルネックになります。メンフィスのインフラがこの膨大な電力需要に耐えられるのかどうかが、来秋に向けた最大の課題になりそうです。

情報源 (4)

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    fastcompany.com(新しいタブで開きます)原文fastcompany.com
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