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Windows 11更新開始:Copilot搭載、ペイントやSnipping ToolもAI化

公開 拡散指数 43

MicrosoftはWindows 11の最新アップデートの配信を開始し、Copilotのプレビュー版をタスクバーに統合した。設定変更やメール作成の支援に加え、ペイントでの画像生成やSnipping Toolでの文字認識OCR機能などがOS標準で使えるようになる。

Windows 11更新開始:Copilot搭載、ペイントやSnipping ToolもAI化
画像:blogs.windows.com

米MicrosoftはWindows 11向けの9月アップデートの提供を開始しました。最大の目玉は、タスクバーから呼び出せるAIアシスタント「Copilot in Windows」プレビュー版の正式導入です。

ショートカットのWin + Cキーまたはタスクバーのアイコンから起動でき、Webページの要約やメールの下書き作成、さらにはダークモードへの切り替えやBluetooth機器の接続といったOS設定の変更まで支援します。

標準アプリもAIで大幅刷新

Copilotの常駐だけでなく、長年使われてきた標準アプリケーション群にも大きな機能強化が行われました。

ペイントアプリには待望のレイヤー機能と背景削除ツールが追加され、Windows Insider向けにはテキスト指示から画像を生成する「Paint Cocreator」プレビューも順次提供されます。

Snipping Toolはマイクとシステム音声を含む画面録画に対応したほか、画像内の文字を抽出するOCR機能や、メールアドレスなどの機密情報を自動で黒塗りできるテキスト墨消し機能が追加されました。

また、フォトアプリには背景ぼかしやOneDrive上の写真に対する高精度なオブジェクト検索が加わり、動画編集ソフトのClipchampには自動でシーンを構成するAuto Composeが導入されています。パスワードを不要にするPasskeyの対応や、PC乗り換えを容易にするWindowsバックアップも搭載されました。

なぜ重要か

今回のアップデートは、AIを単なるブラウザ上のチャットボットから、日常のコンピューティング環境を動かす基本レイヤーへと引き上げた点で大きな意味を持ちます。

一般ユーザーにとっての魅力は、派手な会話機能よりも、Snipping Toolの文字認識やペイントのレイヤーといった地味ながら実用的な改善にあります。これまで専用ソフトが必要だった作業が、OS標準の機能だけで手軽に完結するようになります。

一方で、CopilotがどこまでOSの深部と連携できているかという点にはまだ課題が残ります。設定変更を依頼しても動作がワンテンポ遅れる場面があり、従来のGUI操作とどちらが早いか迷う場面も少なくありません。

それでも、世界中で稼働する膨大なWindows PCへAIを標準配布する影響力は絶大です。アップルのmacOSなど競合プラットフォームに対しても、OSレベルでのAI統合を一段と加速させるプレッシャーとなるはずです。

情報源 (2)

  1. [1]
    blogs.windows.com(新しいタブで開きます)原文blogs.windows.com
  2. [2]
    blogs.windows.com(新しいタブで開きます)報道blogs.windows.com

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