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TwelveLabs、動画理解AI「Pegasus 1.5」と制作支援ツール「Rodeo」を発表

公開 拡散指数 47

TwelveLabsはNAB Show 2026で、動画理解モデル「Pegasus 1.5」とクリエイター向けツール「Rodeo」を発表し、Autodesk Flow Captureとの連携を公表した。Pegasus 1.5は1回のAPI呼び出しで時間軸メタデータを抽出し、セグメンテーション品質でGemini 2.5 Proを30%上回るという。

TwelveLabs、動画理解AI「Pegasus 1.5」と制作支援ツール「Rodeo」を発表
画像:martechseries.com

動画編集者にとって、膨大な素材の中から特定のシーンを探し出す作業は長年もっとも骨の折れる工程でした。

動画理解AIを手がけるTwelveLabsは、NAB Show 2026において基盤モデル「Pegasus 1.5」、クリエイター向け新ツール「Rodeo」、さらにAutodeskとの提携を発表しました。

手作業のタグ付け不要、API一発でタイムコードを抽出

中核となるPegasus 1.5は、「時間軸メタデータ抽出」と呼ばれる新機能を備えています。

ユーザーが必要なデータ構造を指定するだけで、モデルが映像の区切りを自動で検出し、タイムスタンプ付きの構造化データを出力します。インデックスの再作成や手作業によるアノテーションは一切不要で、APIを1回呼び出すだけで処理が完結します。

初期テストにおいて、Pegasus 1.5は総合セグメンテーション品質ベンチマークでGemini 2.5 Proを30%上回ったとされており、すでに大手放送局の制作現場に導入されています。

制作現場に入り込むAIエージェントとAutodesk連携

同社は初のアプリケーション製品となる「Rodeo」も発表しました。

Rodeoはクリエイター向けのAIコパイロットで、自然言語で指示を出すだけでAIエージェントが素材の検索からカットの提案、タイムラインの組み立てまでを支援します。

さらに、ハリウッドなどで広く使われているクラウド型レビューツール「Autodesk Flow Capture」との統合も発表されました。映像がアップロードされた瞬間に自動でタグ付けされ、自然言語による高精度なシーン検索が可能になります。

なぜ重要か

TwelveLabsのアプローチは、単にベンチマークスコアを競うのではなく、プロの映像制作パイプラインに直接組み込んできた点が極めて実用的だと考えます。

現場のクリエイターにとっては、何時間もタイムラインを行き来する単純作業から解放され、ストーリーの構築に集中できるようになります。Autodesk製品に標準機能として組み込まれるため、新しいツールを導入する学習コストがかからない点も大きなメリットです。

業界全体で見れば、汎用大規模モデルが動画理解をアピールするなか、フレーム単位の正確なセグメンテーションと制作フローへの適合という専門性で差別化を図っています。もっとも、実際の制作ではタイムスタンプのわずかなズレが致命傷になりかねないため、複雑なカット割りやニュアンスをどこまで安定して認識できるかが今後の普及の鍵を握りそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    martechseries.com(新しいタブで開きます)原文martechseries.com

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