Claudeがサソリ神経毒に対抗、64時間で17種の結合タンパク質を設計
Anthropicは内部研究モデルのClaudeが64時間の自律運用で318,484件の設計を生成し、サソリ神経毒に結合する17種類の微小タンパク質を作製したと発表した。211件の実機検証を経て確認された。商業的採算が合わず放置されてきた熱帯病の創薬をAIが加速させる実例となった。
Anthropicは内部研究モデルのClaudeが64時間の自律運用で318,484件の設計を生成し、サソリ神経毒に結合する17種類の微小タンパク質を作製したと発表した。211件の実機検証を経て確認された。商業的採算が合わず放置されてきた熱帯病の創薬をAIが加速させる実例となった。
Anthropicの研究員兼天文学者のBrice Ménard氏はClaude Scienceのマルチエージェントを活用し、世界初となる完全な全天紫外線マップを作成したと発表した。未観測だった全天の約3分の1の領域を他波長データから誤差10%以内で高精度に補完した。
AnthropicはClaudeを使い、理論物理学の「9ループ」散乱振幅の計算に成功したと発表した。指示後はAIがほぼ自律的に数日間走り、数千ドルの費用で完遂。最先端の物理計算でもAIが外部の助けなしに最後まで解き切れることを実証した。
Anthropicは科学者向けClaudeチームプランを発表し、世界中の研究者に1万枠の無料および割引サブスクリプションを提供開始した。学術・非営利機関のPIが対象で、プロジェクトあたり最大5万ドルの計算クレジットも申請できる。
Anthropicは研究者向けAIワークベンチ「Claude Science」のベータ版を公開した。macOSとLinuxに対応し、生命科学分野など60種以上のツール連携に加え、計算や引用を自動検証するレビュアー機能も搭載。有料プラン向けに提供される。