Sunoに「スタイル除外」機能が登場、楽器やボーカルの指定排除が可能に
音楽生成AI「Suno」が新機能「Exclude Styles(スタイルの除外)」を公開した。生成時に特定の楽器や曲調、男女のボーカルスタイルを除外設定でき、「-piano」のように反映される。現時点ではProおよびPremierプランの有料ユーザー限定機能となる。
生成AIで楽曲を作るとき、最大のストレスは指示していない楽器やコーラスが勝手に混ざってくることでした。
音楽生成AIのSunoは9月20日、楽曲生成時に不要な要素を指定して除外できる「Exclude Styles」機能の提供を開始しました。
プロンプトの引き算が可能に
この機能は、有料プランであるProおよびPremierのユーザー向けに提供されます。曲の作成画面で「Custom」を選択すると、Exclude Stylesのトグルスイッチが表示されます。
スイッチを有効にすると、生成時に省きたい要素を自由に入力できます。ピアノなどの特定楽器のほか、特定のジャンルや男性・女性といったボーカルスタイルも除外対象に設定可能です。
除外された要素は、プレビューのサイドバーや楽曲ページにおいて「-piano」のように先頭にマイナス記号が付いた状態で表示されます。
公式は実践的な使い方として、歌詞欄に「[female vocals]」と指定しつつ除外欄に「male vocals」を入力することで、意図しない声質の混入を防ぐテクニックを紹介しています。
なぜ重要か
これまで不要な音を避けるには、指示文を工夫しながら生成ガチャを何度も引き直すしかなく、多くのクレジットが無駄になっていました。
画像生成では当たり前だったネガティブプロンプトの仕組みが、ついに音楽生成のワークフローにも定着し始めたといえます。
何を加えるかだけでなく何を引くかを指定できるようになることは、実務で音素材を扱うクリエイターにとって歩留まりを大きく改善するはずです。有料ユーザー限定の機能として導入した点も含め、単なる娯楽ツールから実用的な制作ソフトへと舵を切る賢いアップデートだと私たちは考えます。
情報源 (1)
- @suno_ai_(新しいタブで開きます)原文x.com