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PerplexityがComet Assistantを刷新:複数タブ横断処理に対応、性能23%向上

公開 拡散指数 39

PerplexityはCometブラウザ内蔵のAIエージェント「Comet Assistant」の大幅刷新を発表し、全ユーザーへ提供を開始した。複数タブを同時に参照・操作できるようになり、表計算への入力や旅行比較などの複雑なタスクに対応。内部テストでは従来比23%の性能向上が確認され、操作前の権限確認も強化された。

PerplexityがComet Assistantを刷新:複数タブ横断処理に対応、性能23%向上
画像:perplexity.ai

ブラウザのタブを何十個も開き、片方のサイトを見ながらもう片方のスプレッドシートへデータを転記する作業に疲れている人に朗報です。

Perplexity は、専用ブラウザ「Comet」に搭載されている AI エージェント「Comet Assistant」の大幅な刷新版を公開し、全ユーザー向けに提供を開始しました。複雑で時間のかかるタスクを粘り強くこなせるようになったほか、最大の特徴として複数のタブをまたいだ同時並行の作業に対応しています。

同社の社内テストによると、今回のアップデートによって前バージョン比でパフォーマンスが 23% 向上したとされています。

タブを行き来する手作業を解消

7 月に Comet ブラウザが登場して以来、ユーザーは旅行の計画や商品の比較、求人探しといったオンライン上の細かな雑務をアシスタントに任せるようになっていました。

しかし、現実の作業の多くは単一のタブでは完結しません。たとえばデータを整理する際、資料となるウェブサイトを開きつつ、別のタブでスプレッドシートを編集するような作業が日常茶飯事でした。

新しい Comet Assistant は、ウェブ環境を認識して操作するためのツールが内部的に強化され、複雑なサイト構造をより正確に把握できるようになりました。

これにより、複数のタブから文脈を同時に読み取り、並行して作業を進めることが可能になりました。もうユーザーがタブを何度も切り替えて情報をコピペする必要はありません。

公式が挙げている具体例としては、LinkedIn 上で特定の条件に合う製品マネージャーの求人を探すことや、複数の大手予約サイトを巡回して最安の航空券を見つけ出すこと、さらには子どもの学校の出欠記録を週ごとの表にまとめるといった作業があります。

また、ユーザーの制御権も強化されました。ブラウザ上で直接操作を実行したほうが良い処理を行う際には、事前にユーザーへ確認を求めます。ユーザーが選択した方針は、そのタスクが完了するまで一貫して維持されます。

なぜ重要か

従来のブラウザ向け AI の多くは、開いている 1 つのページについて質問に答えるだけのサイドバーにとどまっていました。複数ページに散らばる情報をまとめたり転記したりする本質的な手間は、結局人間が背負っていたわけです。

今回の Comet Assistant が複数タブの同時認識と操作に踏み込んだことは、実用的な作業自動化への大きな前進といえます。リサーチ作業やデータ入力の手間を減らしたいユーザーなら、今すぐ試す価値があります。

業界の視点で見れば、Perplexity は単なる検索エンジンの枠を超え、作業の実行環境そのものであるブラウザを押さえにかかっています。検索結果を提示するだけでなく、結果をもとにした作業まで代行することで、競合との差別化を図る狙いが見えます。

一方で、ウェブサイトのレイアウト変更やボット対策、ログインが必要な複雑なフォームにどこまで柔軟に対応できるかという課題は残ります。23% の性能向上とはいえ、完全に放置して任せられる水準に達しているかは、今後の実運用での検証が必要です。

情報源 (1)

  1. [1]
    perplexity.ai(新しいタブで開きます)原文perplexity.ai

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