本文へスキップ
IFAI

AIモデル

OpenAI、GPT-4の回数制限撤廃やDALL-E 3の部分修正機能をテスト中か

公開 拡散指数 42

開発者のTibor Blaho氏がChatGPTのプレビュー版コードから新機能を発見した。GPT-4の「3時間で40件」という固定制限の撤廃や、難易度に応じたGPT-3.5との自動振り分け、さらにDALL-E 3向けのインペイント編集ツールが準備されている。

OpenAI、GPT-4の回数制限撤廃やDALL-E 3の部分修正機能をテスト中か
画像:the-decoder.com

ChatGPT を日常的に使い込んでいる人なら、3 時間に 40 通という利用制限に引っかかったり、画像の一部だけを直したいのに最初からやり直す羽目になった経験があるはずです。

そうした不満点が近いうちに解消されるかもしれません。ChatGPT の隠しコード解析で知られる開発者の Tibor Blaho 氏が、GPT-4 と DALL-E 3 向けの新機能を発見しました。

制限緩和とモデルの自動振り分け

まず大きな変化となりそうなのが利用上限の見直しです。ChatGPT のプレビュー画面では、従来の 3 時間で 40 通という固定表記が消え、メッセージ制限の可能性に言及するのみの新しい切り替えスイッチが確認されました。

あわせてテストされているのが、Model Tuner Selector と呼ばれる機能です。プロンプトの内容を判別し、簡単な質問は GPT-3.5 で素早く返し、複雑なタスクだけを GPT-4 に割り振ります。これにより処理時間を短縮し、ユーザーの利用枠を節約できます。不要なら設定で無効化も可能です。

また、無料ユーザー向けに GPT-3.5 の回答をボタンひとつで GPT-4 にアップグレードできる機能や、アカウント登録なしで ChatGPT を試せる匿名利用オプションも準備されています。

DALL-E 3 にインペイント機能が追加へ

画像生成では、待望の部分編集機能が登場する見込みです。Blaho 氏が公開した画面によると、生成された画像の一部を範囲選択し、チャットで指示を出して修正できるようになります。

この編集に対応するためレイアウトも変更され、チャット欄が画面横に移動し、画像とエディタが中央に大きく表示される構成になっています。

Blaho 氏は過去にもメモリ機能やカスタム GPT 同士の連携機能を正式発表前に正確に言い当てており、今回の情報の信憑性も高いとみられます。

なぜ重要か

クリエイターや業務ユーザーにとって、DALL-E 3 へのインペイント機能追加は実用性を一気に引き上げるアップデートになります。Midjourney や Ideogram に差をつけられていた部分編集の弱点をようやく補う形です。前世代の DALL-E 2 でできていた機能だけに、待ち望んでいた人は多いでしょう。

一般ユーザーの獲得という面でも、アカウント不要の匿名利用やアップグレードボタンは理にかなっています。無料ユーザーに GPT-4 の実力を手軽に見せつけることで、有料プランへの移行を促す狙いが透けて見えます。

私たちは、モデルの自動振り分け機能はコスト削減策として有効な反面、慎重な調整が必要だと考えます。質問の難易度判定を誤って GPT-3.5 が中途半端な回答を返せば、ユーザーからモデルの性能低下を疑われかねません。設定から手動でオフにできる仕様を残したのは賢明な判断です。

情報源 (1)

  1. [1]
    the-decoder.com(新しいタブで開きます)原文the-decoder.com

毎日のAIピックアップ