OpenAI、Video APIを拡充:Sora 2によるカスタムキャラや20秒動画に対応
OpenAIはSora 2を活用したVideo APIの新機能を発表しました。最大20秒のクリップ生成に加え、カスタムキャラクターやオブジェクトの配置、16:9と9:16の出力、シーン延長、バッチ処理に対応します。開発者は動画生成ワークフローをより柔軟に制御できるようになります。

動画生成AIでアプリを作ろうとすると、カットごとに登場人物の顔が変わったり、数秒で映像が途切れたりする問題にすぐ直面します。
OpenAIはこうした弱点に対処するため、Sora 2をベースにしたVideo APIの機能拡張を発表しました。
20秒生成、シーン延長、キャラクター固定に対応
今回のアップデートにより、開発者はAPI経由で最大20秒の動画クリップを直接生成できるようになりました。
さらに、既存のシーンをシームレスに伸ばせる動画延長機能も追加され、尺の足りなさを補いやすくなっています。
制作現場にとって実用的なのが、カスタムキャラクターとオブジェクトの指定機能です。同じ人物や小道具を一貫して登場させられるため、カットごとに見た目が崩れる心配が大幅に減ります。
このほか、16:9の横長と9:16の縦長の両アスペクト比での書き出しに対応したほか、複数生成を一度に処理できるバッチジョブ機能も提供されます。
なぜ重要か
開発者やクリエイターにとって、今回の機能拡充はSora 2が実験的なおもちゃから本格的な制作パイプラインへと一歩進んだことを意味します。同一キャラクターの維持とシーン延長、バッチ処理が揃ったことで、ショート動画やプロモーション映像の自動化ツールが現実味を帯びてきました。
もっとも、長尺の動画生成は計算コストと失敗率の管理が常に課題になります。バッチ機能で手軽に回せるようになった分、クオリティのばらつきによるコスト負担には注意が必要です。OpenAIとしては、Sora 2を単なるデモで終わらせず、商業プラットフォームの基盤として定着させたい意図が明確に見えます。
情報源 (1)
- @OpenAIDevs(新しいタブで開きます)原文x.com