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ChatGPTにCanvaプラグインが登場:指示文からSNS画像やロゴを自動作成

公開 拡散指数 35

OpenAIはChatGPT Plus向けにCanvaプラグインの提供を開始した。チャット欄で作りたいものを文章で伝えるだけで、InstagramなどのSNS投稿用画像やバナー、ロゴの候補テンプレートを提案し、直接編集画面に飛べる。画像生成ではなく既存素材を活用する仕組みだ。

ChatGPTにCanvaプラグインが登場:指示文からSNS画像やロゴを自動作成
画像:coinspeaker.com

SNS用のバナーやロゴを作るとき、ChatGPTで文章を考えてからCanvaを開いてテンプレートを探すという手順を踏んでいた人に朗報です。OpenAIは、有料プランであるChatGPT Plusの加入者向けに、公式のCanvaプラグインの提供を開始しました。

利用するには、ChatGPTのプラグインストアからCanvaプラグインを検索し、インストールして有効化するだけです。

プロンプトでテンプレートを呼び出す

使い方はシンプルで、作成したいビジュアルを通常の言葉でChatGPTに指示するだけです。

例えば「新しいAIアプリの告知用にInstagramリールのテンプレートを作ってほしい」と入力すると、ChatGPTが要望に合わせたビジュアルデザインをいくつか提案します。出力されたリンクをクリックすれば、そのままCanvaの編集画面に遷移し、文字や配色を微調整できます。

ただし注意したいのは、このプラグインがMidjourneyのようにゼロから画像を生成するText-to-Imageではない点です。Canvaがもともと持っている膨大なテンプレートライブラリの中から、プロンプトに合致する既存のテンプレートを検索して提示する仕組みになっています。

急成長するOpenAIの収益モデル

OpenAIは機能拡充の手を緩めていません。先週には教育現場でのChatGPT活用ガイドラインを公開し、先日は強固なセキュリティと高速なGPT-4アクセスを備えたChatGPT Enterpriseを発表してFortune 500をはじめとする大手企業の取り込みを図っています。PDFの読み込みに強いClaudeや、進化を続けるGoogle Bardとの競争も激しさを増しています。

背景にあるのは事業拡大のスピード感です。まだ有料化していなかった昨年、同社の売上高は約2800万ドルにとどまっていましたが、現在は月間売上高が8000万ドルを超え、近い将来に10億ドル規模への到達を目指しています。紙の上の企業価値は約270億ドルに達し、マイクロソフトからの100億ドルの出資も追い風となっています。

月額20ドルのChatGPT Plusに実用的な外部サービスを組み込むことは、一般ユーザーの解約を防ぎ、利用頻度を高める重要な施策といえます。

なぜ重要か

SNS運用担当者や個人クリエイターにとって、テキスト作成からビジュアル選定までをひとつの対話画面で完結できる価値は大きいです。テンプレートを探す手前が省けるため、Plusユーザーなら今すぐ試す価値があります。

業界の視点で見ると、Canvaの立ち回りは非常に巧みだと考えられます。AIに代替されるのを待つのではなく、自らをChatGPTの標準的なビジュアルインフラとして位置づけることで、有料ユーザーを自社サービスへ誘導する導線を作りました。OpenAIにとっても、自前でデザイン作成基盤を開発することなく実用性を高められるメリットがあります。

一方で、現在の仕組みは既存テンプレートの検索・呼び出しにとどまっており、チャット内で自由自在にレイヤーを編集できるわけではありません。今後、より直接的に編集可能なベクターやレイアウトを生成するAIが登場した際に、このテンプレート参照型のアプローチがどれだけ優位性を保てるかは見守る必要があります。

情報源 (1)

  1. [1]
    coinspeaker.com(新しいタブで開きます)原文coinspeaker.com

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