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オープンソース

仏Mistral AI、最新モデル「Mixtral 8x22B」をX上のTorrentで公開

公開 拡散指数 70

仏Mistral AIはオープンソースの最新MoEモデル「Mixtral 8x22B」をX上でTorrentリンク形式で公開した。総パラメータ数は1760億で推論時のアクティブは440億、65kコンテキストをサポートする。Apache 2.0ライセンスで商用利用や微調整が可能だ。

仏Mistral AI、最新モデル「Mixtral 8x22B」をX上のTorrentで公開
画像:siliconangle.com

Mixtral 8x22Bは、仏Mistral AIが公開した大規模なオープンソース言語モデルだ。プロプライエタリな商用APIの制約を受けずに、最高峰クラスの推論能力を自前で運用したい開発者に向けて設計されている。

スペックと仕組み

Mixtral 8x22Bは合計1760億パラメータという巨大な規模を持ちながら、スパースなMoE(Mixture-of-Experts)アーキテクチャによって計算効率を極限まで高めている。

各層において、ルーターネットワークがトークンごとに2つの専門家グループを選択して処理を割り振る。そのため、推論時にアクティブになるパラメータは全体の約4分の1にあたる約440億にとどまり、レイテンシと運用コストを実質的な中規模モデル並みに抑えることができる。

コンテキストウィンドウは65,000トークンをサポートし、長大な技術文書や複数ファイルのコードベースも余裕で読み込める。前世代のMixtral 8x7BがすでにGPT-3.5やLlama 2に迫るベンチマークスコアを記録していたことから、今回の8x22Bにはさらなる性能向上が期待されている。

ハードウェア要件と利用方法

Mistral AIは公式イベントや長文の告知を挟むことなく、X上に直接Torrentのマグネットリンクを投稿する形でモデルを投下した。現在はHugging Face上でもウェイトが配布されており、Together AIのクラウド環境上でも推論やファインチューニングのテストが可能になっている。

実行のハードルは決して低くない。初期のテストユーザーによると、モデルの展開には約258GBのVRAMが必要とされる。一般的なコンシューマー向けPCでのローカル実行は現実的ではなく、データセンター向けのマルチGPU構成が前提となる。

ライセンスは極めて寛容なApache 2.0が適用されており、商用利用や改変、追加学習に一切の制約がない。ソーシャルメディア上の開発者コミュニティでは、高度なカスタマーサポートエージェントや創薬研究、気候モデリングなど幅広い応用への期待が高まっている。

なぜ重要か

プライベート環境でのデータ保護や独自のファインチューニングを重視する組織にとって、Mixtral 8x22Bは現時点で最も有力な選択肢となる。アクティブ440億のコスト感で1760億クラスの能力を引き出せる設計は、極めて合理的だと私たちは評価している。

商用APIの利用制限やコストに悩む開発者にとっては強力な武器になる一方、258GBというVRAM要件は明確な壁だ。個人開発者であれば、コミュニティによる量子化版の登場を待つか、まずはTogether AIなどのホスティングサービス経由で感触を確かめるのが賢明だろう。

情報源 (3)

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    @MistralAI(新しいタブで開きます)原文twitter.com
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