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Meta、ThreadsにAI機能「Dear Algo」導入:投稿でアルゴリズムを3日間直接操作

公開 拡散指数 51

MetaはThreadsにAIを活用した新機能「Dear Algo」を導入した。公開投稿で「Dear Algo」に続けて見たい話題や減らしたい話題を書くだけで、フィードが3日間その指定に合わせて再調整される。他人の投稿をリポストして設定を共有することも可能。現在は米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドで利用できる。

Meta、ThreadsにAI機能「Dear Algo」導入:投稿でアルゴリズムを3日間直接操作
画像:about.fb.com

SNSのタイムラインを見ていて、アルゴリズムに勝手に決めつけられることにうんざりした経験は誰にでもあるはずです。ちょっとスポーツの話題を見ただけで何日も関連ポストで埋め尽くされたり、ネタバレを避けたいドラマの話題が流れてきたりといった問題です。

Metaは2月11日、Threads向けにAIを活用した新機能「Dear Algo」の提供を開始しました。自分のフィードに何を表示させたいかを、自然言語でアルゴリズムに直接リクエストできる機能です。

使い方はいたってシンプルです。Threadsで公開ポストを作成し、文頭に「Dear Algo」と書いた上で、増やしたい話題や減らしたい話題を続けて投稿します。たとえば「Dear algo, show me more posts about podcasts(ポッドキャストの投稿をもっと見せて)」とつぶやくだけです。

投稿すると、そのリクエストに基づいてタイムラインの表示が3日間にわたって調整されます。

アルゴリズムの調整を「公開の会話」にする仕組み

ユニークなのは、この機能が公開ポストを通じて動作する点です。つまり、自分がどんな内容を求めているかがフォロワーや他のユーザーに見える状態になります。

さらに、他のユーザーが投稿したDear Algoポストをリポストすると、その相手の設定した好みを自分のフィードにもそのまま適用できます。

XやBlueskyなどの競合プラットフォームでは、「興味がない」ボタンを押したりミュートワードを設定したりするのが一般的でした。自然言語で直接アルゴリズムに要望を伝えるアプローチは、SNSのパーソナライズとしては新しい試みです。

現在この機能は、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドで利用可能となっており、順次他の地域にも拡大される予定です。

折しもThreadsは利用者を急速に伸ばしています。調査会社Similarwebのデータによると、2026年1月7日時点でThreadsのモバイル版DAU(日間アクティブユーザー数)は1億4150万人に達し、Xの1億2500万人を上回りました。

なぜ重要か

ユーザーにとって、アルゴリズムの調整に「3日間限定」という期限が設けられている点は非常に実用的です。週末のスポーツ中継を追いたいときや、特定のイベント期間中だけ情報を集めたい場面で、その後のフィードを汚さずに済みます。

一方で、リクエストを公開投稿しなければならない仕様には疑問も残ります。個人的な関心や、見たくないジャンルを公にさらしたくないユーザーにとっては、ハードルが高く感じられるはずです。設定画面の中に非公開で入力できるプロンプト欄を用意しなかった点は、配慮に欠ける印象を与えます。

それでも、Metaの狙いとしては非常に巧妙だと私たちは考えます。単なる裏側の機能設定を「ポストを投稿させる理由」へと変換し、リポストによる拡散の輪まで作って見せました。

長らくXの独壇場だったリアルタイム速報の領域において、自然言語で手軽に空気を変えられるThreadsの試みは、今後のタイムライン設計に一石を投じることになりそうです。

情報源 (2)

  1. [1]
    about.fb.com(新しいタブで開きます)原文about.fb.com
  2. [2]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)報道techcrunch.com

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