本文へスキップ
IFAI

AIツール

Meta、Oakleyコラボのスマートグラスを6月20日に発表へ

公開 拡散指数 31

MetaはOakleyとのコラボによる新型スマートグラスのティザーをInstagramで公開し、6月20日の発表を予告した。アスリート向けにOakleyのSphaeraデザインを採用し、軽量化のためカメラを1基に抑えると報じられている。日常向けからスポーツやフィットネス分野への拡大を狙う。

Meta、Oakleyコラボのスマートグラスを6月20日に発表へ
画像:socialmediatoday.com

おしゃれなRay-Banをかけて街を歩くのは快適ですが、そのまま10キロ走るとなると話は別です。汗で滑り落ち、重みで鼻が痛くなってしまいます。

Metaはその課題をしっかり理解していたようです。Snapが来年に消費者向けARグラスを発売すると発表した直後、Metaとスポーツアイウェア大手のOakleyは共同のInstagramアカウントを開設し、6月20日に向けたティザー動画を公開しました。

軽量化と中央シングルカメラでアスリート仕様に

現時点で公式から出ている情報は短い動画と登録リンクのみですが、業界内では以前から噂されていました。

今年1月のBloombergの報道によると、Metaはアスリート向けに運動パフォーマンスの追跡機能を備えた新型スマートグラスを開発中とされていました。

このモデルはOakleyの人気フレーム「Sphaera」をベースにしていると見られています。激しい運動時の重量を減らすため、従来のデュアルカメラではなく、フレーム中央に1基のみカメラを配置する設計を採用したと報じられています。

ランニングやサイクリングでは、フィット感と軽さが何より重要です。中央配置のシングルカメラで軽量化しつつブレのない視点映像が撮れるなら、スポーツ愛好家にとって魅力的な選択肢になります。

眼鏡大手との提携を固め、2027年のARへ布石

OakleyとRay-Banは、どちらも世界最大の眼鏡メーカーであるEssilorLuxotticaの傘下にあります。

Metaは昨年同社に出資したとも報じられており、パートナーシップを急速に強化しています。自前で奇抜なメガネを一から作るのではなく、世界中で愛用されているデザインと販売網をそのまま使えるのが強みです。

この戦略はすでに成果を出しています。Ray-Ban Metaはこれまでに200万台以上を売り上げ、増産体制に入っています。

マーク・ザッカーバーグCEOは、将来的にスマートグラスがスマートフォンを置き換えると公言しています。本格的なディスプレイ付きARグラスの登場は2027年頃と予想されていますが、それまでの足場固めは着実に進んでいます。

なぜ重要か

日頃からランニングや自転車に乗る人にとって、この製品は実用的な相棒になる可能性があります。アクションカメラをわざわざヘルメットに付ける煩わしさから解放され、POV映像の記録や運動データの音声フィードバックがアイウェア単体で完結するからです。

Metaの戦い方は非常に賢いと言えます。テック企業が陥りがちな「ギーク向けガジェット」の失敗を避け、ファッションはRay-Ban、スポーツはOakleyと使い分けています。既存の巨大な顧客基盤にそのままリーチできるため、競合が追いつくのは容易ではありません。

激しい運動下でのバッテリー持ちや発熱、カメラの手ブレ補正など技術的なハードルは残ります。それでも、本格的なAR時代が訪れる前にスポーツという高付加価値市場を押さえにかかるMetaの足取りは、極めて現実的で手堅く見えます。

情報源 (1)

  1. [1]
    socialmediatoday.com(新しいタブで開きます)原文socialmediatoday.com

毎日のAIピックアップ