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MetaがLlamaの成長実績を公開:DL数は累計3.5億件に迫り、クラウド利用量は倍増

公開 拡散指数 54

MetaはLlamaシリーズの最新データを公表しました。Hugging Faceでの累計ダウンロード数は前年比10倍超の約3.5億回に到達。クラウド各社でのトークン消費量も2024年5〜7月で倍増し、8月には最大サイズの405B版が最も利用されたといいます。オープンモデルが企業の基盤技術として定着しつつあります。

MetaがLlamaの成長実績を公開:DL数は累計3.5億件に迫り、クラウド利用量は倍増
画像:ai.meta.com

LlamaはMetaが提供するオープンソースの大規模言語モデル(LLM)シリーズです。最新のLlama 3.1では最大サイズの405Bを含む複数のパラメータ規模を展開し、128Kのコンテキスト長や8言語の追加サポート、自律型エージェント開発用の参照システムを備えています。

MetaはこのLlamaシリーズの最新利用データを公表しました。Hugging Face上での累計ダウンロード数は前年同期比で10倍以上に急増し、約3.5億回に迫っています。直近の1カ月間だけでも2000万回以上ダウンロードされ、派生モデルは6万種類を超えました。

どのように動き、利用されているか

Metaは単に重みデータを公開するだけでなく、安全機能やエージェント構築用のツール群をパッケージ化して提供しています。開発者はオンプレミスでもクラウド上でも、用途に応じたシステムを柔軟に組むことができます。

小規模モデルはローカル環境でも扱えますが、最上位の405Bはクラウド基盤での運用が主流です。Metaによると、主要クラウド事業者におけるLlamaのホスト利用量は、2024年5月から7月までの間にトークン換算で2倍以上に倍増しました。

一部の大手クラウドでは、2024年1月から7月にかけて月間トークン消費量が10倍に拡大しました。さらに8月には、ある大手クラウドでユニークユーザー数が最も多かったのが405Bモデルだったといい、最大クラスのオープンモデルに対する需要の高さが示されています。

パートナー企業からも手応えが寄せられています。Databricksでは過去最速のペースで導入が進むオープンモデルとなり、推論チップを手がけるGroqでは40万人以上の開発者に向け毎日50億トークンを供給している状況です。Goldman SachsやShopify、Spotify、Zoomといった大手企業も導入を進めています。

試す方法

モデルの重みとコードはHugging FaceやMetaの公式サイトからダウンロード可能です。また、AWS、Azure、Databricks、Google Cloudなどのマネージドサービス経由でも手軽にAPIとして利用できます。

なぜ重要か

自社でAIを運用したい開発者や企業にとって、Llama 3.1は独自データや運用の主導権を手放さずに最先端クラスの性能を得られる現実的な選択肢となりました。商用APIに依存するリスクを減らせる点が大きなメリットです。

Metaが強力なモデルを無償開放し続けることで、基盤モデル自体のコモディティ化が一気に進んでいます。ただし405Bを自前で運用するには依然として膨大な計算資源が必要になるため、多くの現場ではマネージドサービスの活用や、軽量版モデルの蒸留・量子化運用が現実的な解となるでしょう。

情報源 (2)

  1. [1]
    ai.meta.com(新しいタブで開きます)原文ai.meta.com
  2. [2]

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