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Hasbroが「Trivial Pursuit Infinite」公開、AIが指定テーマでクイズ生成

公開 拡散指数 44

Hasbroは名作雑学ボードゲームのWeb版「Trivial Pursuit Infinite」を公開した。Wordle風のデイリー挑戦に加え、ユーザーが入力した好みのテーマからAIが無制限にクイズを出題するAIモードを搭載。回答精度向上のため、プレイヤーからのフィードバックも受け付けている。

朝のルーティンに Wordle を取り入れている人に向けて、玩具大手のハズブロが新しい仕掛けを用意しました。

同社は米国の雑学の日(National Trivia Day)に合わせ、1982年発売の定番ボードゲーム「トリビアル・パースート」のブラウザ版となる「Trivial Pursuit Infinite」を公開しました。毎日のデイリークイズ機能に加え、生成AIを使った無限の出題モードを搭載しています。

毎日の6問と、プロンプトで作る無限モード

ゲームは公式サイト trivialpursuit.com でプレイ可能で、大きく2つのモードに分かれています。

1つ目は、Wordle に着想を得たデイリーチャレンジです。地理、エンタメ、歴史、芸術・文学、科学・自然、スポーツ・レジャーという元祖ボードゲームと同じ6つのカテゴリーから1問ずつ、計6問の早押し形式で出題されます。制限時間が短いため、検索して答えを調べる余裕はほとんどありません。結果はSNSなどで手軽に共有できます。

もう1つの目玉が、生成AIを活用した「インフィニット・モード」です。プレイヤーが興味のあるキーワードやテーマを入力すると、AIがそのトピックに沿ったオリジナルの雑学クイズをリアルタイムで次々と生成します。

ただし、AI特有の事実誤認という課題も抱えています。先行プレイを行った米メディア Polygon の記者によると、AIモードを試した際に怪しい組み合わせの設問と解答にさっそく遭遇したといいます。ハズブロ側もこれを把握しており、プレイヤーがAI作成の設問を評価したり不備を報告したりできる仕組みを用意し、ボットの改善に役立てたい考えです。

また、スコア画面には同作の物理ボードゲームを購入できる目立つリンクボタンが配置されています。

なぜ重要か

パズルやクイズが好きなユーザーにとって、アプリをインストールせずブラウザで手軽に遊べる本作は、日々のルーティンに組み込みやすい存在です。自分のマニアックな好みに合わせてAIに問題を作らせる体験もユニークですが、誤答が混ざるリスクがあるため、競技的な正確さを求める段階にはまだありません。

業界の視点で見ると、老舗IPと生成AIの組み合わせ方として非常に手堅いアプローチだと言えます。ボードゲームの最大のボトルネックは「カードの設問を使い切ってしまうこと」でしたが、LLMを使うことで実質的に無限のコンテンツ供給が可能になりました。

ハズブロの狙いは、単なるAIアプリの開発ではなく、物理玩具の販促と割り切っている点にあります。無料のブラウザゲームでユーザーの滞在時間を確保し、AIの誤答チェックをユーザーに協力させつつ、最終的にはリアルなボードゲームの購買へと誘導する導線を作っています。巨額の開発費をかけずに既存のブランド資産を蘇らせる手法として、理にかなった一手だと考えられます。

情報源 (2)

  1. [1]
    forbes.com(新しいタブで開きます)原文forbes.com
  2. [2]

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