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米Google、自然言語でAIミニアプリを作れる「Opal」公開

公開 拡散指数 38

米GoogleのGoogle Labsは自然言語とビジュアル操作でAIミニアプリを作成・共有できる新ツール「Opal」を発表した。コードを書かずにプロンプトやモデル、ツールを連携させたワークフローを構築できる。現在は米国限定の公開ベータ版として提供されている。

米Google、自然言語でAIミニアプリを作れる「Opal」公開
画像:developers.googleblog.com

複数のプロンプトやモデル、ツールを組み合わせて実践的なAIアプリを作ろうとすると、これまではコードを書くか、複雑なローコードツールを使いこなす必要がありました。Googleはそのハードルを下げにかかっています。

Google Labsは、自然言語とビジュアル編集を使ってAIミニアプリを作成・共有できる新実験ツール「Opal」を発表しました。まずは米国限定のパブリックベータとして公開されています。

言葉で伝えるだけで、ワークフローが立ち上がる

日常の業務をAIで自動化しようとすると、1回のプロンプト入力では完結せず、複数の手順を順序立てて実行するワークフローが必要になります。

Opalはこのワークフローの構築を大幅に簡略化します。やりたい処理の流れを自然言語で説明するだけで、プロンプト、AIモデルの呼び出し、各種ツールをつなぎ合わせたビジュアルワークフローが自動生成されます。

コードを1行も書く必要はありません。生成された内容はビジュアルエディタ上に展開されるため、各ステップのプロンプトを直接微調整したり、追加の指示をテキストで伝えて機能を足したりと、直感的にアレンジできます。

完成したミニアプリはリンク形式ですぐに共有可能です。受け取った側も自分のGoogleアカウントでログインすれば、その場ですぐにアプリを実行できます。

何から作ればいいかわからないユーザー向けには、テンプレートをまとめたデモギャラリーも用意されており、既存のアプリをそのまま使うことも、リミックスしてカスタマイズすることも可能です。

なぜ重要か

プログラミングの知識がないプランナーやバックオフィス担当者にとって、Opalは強力なプロトタイピング環境になります。思いついた業務効率化のアイデアを、開発部門に頼むことなく数分で動く形にして同僚と共有できるためです。

業界全体で見れば、DifyなどのAIワークフロー構築ツールや自動化サービスが注目を集めるなか、Googleが自社エコシステム内で完結する手軽な対抗馬を直接投入してきた格好です。

自然言語による大枠の生成と、ビジュアルエディタによる細部の微調整を両立させた設計は非常にスマートだと感じます。指示だけで完結させようとすると破綻しやすく、手作業だけだと面倒だからです。

ただし、現時点では米国限定の実験的ベータにとどまっており、作成できるのもあくまで軽量なミニアプリに限られます。複雑な権限設定や高度な外部サービス連携が必要な用途でどこまで実用性を保てるかは、今後の機能拡張次第といえそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    developers.googleblog.com(新しいタブで開きます)原文developers.googleblog.com

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