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Google、顔の表情や頭の動きで操作できるChromebook機能を拡大

公開 拡散指数 32

Googleは顔の表情や頭の動きでカーソルなどを動かせるChromeOSのアクセシビリティ機能を対象Chromebook向けに拡大展開すると発表した。Project Gamefaceに基づく運動機能障害者向けの機能で、8GB以上のRAMを推奨。教育向けの画面管理ツールや新型機計画もあわせて公表した。

Google、顔の表情や頭の動きで操作できるChromebook機能を拡大
画像:theverge.com

キーボードやトラックパッドに触れることなく、頭の動きや表情だけでカーソルを動かす。そんなSFのような操作が、Chromebookで現実のものになりつつあります。

Googleは1月22日、ChromeOS向けのアクセシビリティ機能として、頭部や表情によるPC操作機能の展開を拡大すると発表しました。2024年12月初旬に発表されていた運動障がい者向けの機能で、対応するChromebook向けに順次提供されます。Googleはメモリ8GB以上の端末を推奨しています。

ゲーム向けAIツールから生まれた新しい操作法

Googleが顔を使ったポインティング技術に取り組むのは今回が初めてではありません。

もともとはWindowsゲーム向けに開発されたオープンソースのAIアクセシビリティツール「Project Gameface」がベースになっており、その後Android向けにも発表されていました。

開発に関わったソフトウェアエンジニアのAmanda Lin Dietz氏によるデモでは、スムーズな操作感が披露されています。

ハードウェア面でも、Googleは2025年に標準のChromebookおよびChromebook Plusシリーズから20機種以上の新端末を投入すると予告しました。発表されたばかりの14インチLenovo Chromebook Plus 2-in-1などが含まれますが、2024年10月発売のSamsung Galaxy Chromebook Plusもカウントされているなど、やや強気な数字のようです。

先生が生徒の画面を見守る新機能も登場

教育現場向けの機能強化も見逃せません。Googleは教員がリアルタイムで生徒の端末を管理できる「Class Tools」を発表しました。

ペアリングコードを共有するだけで、教員は生徒のChromebook画面に直接教材を表示したり、ライブ字幕や翻訳機能をリモートでオンにしたりできます。さらに生徒の画面をリモートで閲覧したり、ある生徒の作業画面をクラス全体に共有することも可能です。

また、Google ClassroomとFigmaのオンラインホワイトボード「FigJam」の連携も発表されました。グループワークでの共同作業がスムーズになる一方、教員が生徒の手元画面を確認できる機能と合わさることで、誰が本当に作業しているかが一目瞭然になりそうです。

なぜ重要か

今回のアップデートは、Googleの強みであるアクセシビリティと教育市場を的確に補強した動きだと評価できます。

専用の支援機器は非常に高価なものが多いため、標準のWebカメラと内蔵ソフトウェアだけで顔操作が可能になる価値は計り知れません。ただし、推奨環境がメモリ8GB以上となっている点は、低価格帯の普及型Chromebookを使っているユーザーにとってハードルになり得ます。

一方で教育市場においては、Class Toolsのような遠隔管理機能が学校現場での囲い込みをより強固なものにします。リアルタイムの翻訳や字幕補助など、指導現場の具体的な課題を解決するアプローチは非常に現実的です。教育端末のシェアを奪還したいAppleやMicrosoftにとって、ChromeOSの牙城を崩すのは一段と難しくなりそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com

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