Google、Chrome版Geminiを英デスクトップ向けに提供開始 来月にはiOS対応も
Googleはブラウザ「Chrome」に統合されたAIアシスタント「Gemini」を英国のデスクトップユーザー向けに提供開始した。複数タブの横断比較やGoogleアプリとの連携、Nano Banana 2による画像編集機能などを備える。来月にはiOS版にも展開予定だ。

Googleは、英国のデスクトップ版Chromeユーザー向けに「Gemini in Chrome」の提供を開始しました。来月にはiOS版にも拡大する予定です。
タブをまたいで作業を代行
ブラウザ内のGeminiは、長文コンテンツの要約だけでなく、開いている複数のタブにまたがって情報を比較・整理できます。
Googleの各種サービスとも連携しており、閲覧中のページを離れることなく、Googleカレンダーでの予定作成、Googleマップでの位置情報確認、Gmailでの下書き作成、YouTube動画への質問などが可能です。
さらに過去の会話の文脈を保持して個別の回答を返すほか、Nano Banana 2を活用し、テキスト指示でウェブ上の画像を変換する機能も備えています。セキュリティ面ではプロンプトインジェクションの検出機能を組み込み、重要な操作を行う前には確認メッセージを挟む設計にしています。
なぜ重要か
GoogleがChromeという圧倒的なプラットフォームを活かし、AIをブラウザの標準機能に落とし込んできた点は手堅い戦略といえます。複数のタブを行き来しながらGmailやカレンダーを操作する手間が減るため、日常的にGoogle製品を使う英国のユーザーにとっては実用的な機能です。
一方で、閲覧中のウェブページとメールやカレンダーのような個人データを同じ場所で扱う以上、プロンプトインジェクションなどの攻撃に対する安全性が強く問われます。敏感な操作に確認を求める安全策が、使いやすさを損なわずにどこまで機能するかが鍵になりそうです。
情報源 (1)
- blog.google(新しいタブで開きます)原文blog.google