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Google、サムスンの最新折りたたみ機やGalaxy Watch8に4つのAndroid AI機能を提供

公開 拡散指数 37

GoogleはサムスンのGalaxy Z Fold7、Z Flip7、Watch8シリーズ向けにAndroid AIの新機能を発表した。「かこって検索」には難問向けのAI Modeやゲーム攻略支援が追加され、画面内の敵やアイテムを囲むだけで解説動画などを表示。Gemini Liveは画面共有や外側カメラ連携に対応し、Watch8でも手元から直接Geminiを操作できる。

Google、サムスンの最新折りたたみ機やGalaxy Watch8に4つのAndroid AI機能を提供
画像:blog.google

スマホゲームで詰まったとき、攻略サイトを見るためにアプリを切り替え、戻ったらゲームがタスク落ちしていた、という経験は誰にでもあるはずです。これからは、画面上の敵やギミックを指で囲むだけで、詰まった瞬間にシークバーを合わせた攻略動画がその場で開きます。

Google は Samsung の Galaxy Unpacked に合わせて、最新の Galaxy Z Fold7、Z Flip7、Galaxy Watch8 向けに Android の新しい AI 機能を発表しました。これらの端末は Android 16 と Wear OS 6 を世界で初めて搭載し、対象の折りたたみ端末には Gemini 2.5 Pro や Veo 3 Fast が使える「Google AI Pro」の 6 カ月無料特典も付いてきます。

囲って検索が進化、ゲーム攻略と「AI Mode」に対応

Google によると、昨年登場した「かこって検索(Circle to Search)」はすでに 3 億台以上の Android 端末で使われています。

今回の目玉はゲーム攻略アシストです。ホームボタンを長押しして画面上のボスやアイテムを囲むと、AI による解説とともに、該当場面のタイムスタンプが付いた攻略動画がすぐにポップアップ表示されます。確認したらそのままゲームに戻れるため、アプリを切り替えるストレスがありません。

さらに高度な推論ができる「AI Mode」も統合されました。複雑な調べ物をした際、検索結果の下にあるボタンを押せば、画面を離れることなく追加の質問を重ねて深掘りできます。この AI Mode はまず米国とインドで提供が始まり、Google Lens からも利用可能になります。

折りたたみスマホが三脚になり、Gemini は Samsung 純正アプリと連携

Gemini も折りたたみ端末ならではの使い方に対応しました。

縦折りの Z Flip7 を半開きにして机に置けば、端末自体が三脚になります。Gemini Live を起動してカメラを共有すれば、前髪のセルフカットやヨガのポーズ、DIY の作業を手ぶらでリアルタイムにアドバイスしてくれます。さらに今回初めて、端末を開かずにカバーディスプレイ(FlexWindow)だけで Gemini Live のカメラ共有が使えるようになり、服のコーディネート相談などが片手で完結します。

横折りの Z Fold7 では、画面全体を Gemini に共有しながらのショッピング比較が可能です。そして大きな変化として、Gemini Live が Google アプリだけでなく、Samsung カレンダー、リマインダー、Samsung Notes といった Samsung 純正アプリと直接連携できるようになりました。街で見かけたイベントのチラシをカメラで写し、「この日空いてる?Samsung カレンダーに入れて」と話しかけるだけで処理が完了します。

Galaxy Watch8 にも Wear OS 6 と Gemini が標準搭載され、腕元から Samsung Health やアラームを自然な音声で操作できるようになりました。

なぜ重要か

今回のアップデートで注目すべきは、AI をチャットアプリの中に閉じ込めるのではなく、OS のUI やハードウェアの形状と完全に一体化させた点だと考えます。

ユーザーにとって、攻略動画の該当秒数へ直接飛べる体験や、開かない外側ディスプレイでのカメラ相談は、日々のストレスを確実に減らす実用的な進化です。プロンプトを工夫しなくても端末のカメラや画面が文脈を補ってくれるため、AI を使いこなすハードルが一気に下がります。

業界全体にとっても、長年続いてきた「Google アシスタントと Samsung 純正アプリの分断」が解消された意義は大きいです。ハードの特性を活かしたマルチモーダル体験において、折りたたみ端末を持たない Apple に対する明確な差別化ポイントを築きつつあります。

ただし、AI Mode などの最新機能が一部地域に限られている点は依然として課題です。また、画面やカメラ映像をリアルタイムで AI に渡し続ける使い方は、バッテリー消費や発熱の負担が大きいため、実機での安定性がどれほど保たれているかは注意深く見極める必要があります。

情報源 (2)

  1. [1]
    blog.google(新しいタブで開きます)原文blog.google
  2. [2]
    blog.google(新しいタブで開きます)報道blog.google

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