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業界動向

Getty Images、OpenAIと提携:ChatGPT検索に公式画像ライブラリを表示へ

公開 拡散指数 39

Getty ImagesはOpenAIと複数年の表示ライセンス契約を締結したと発表した。ChatGPTの検索および発見機能に同社の正規画像ライブラリが表示されるようになり、AI検索における視覚的な回答の信頼性と情報量が向上する。

Getty Images、OpenAIと提携:ChatGPT検索に公式画像ライブラリを表示へ
画像:newsroom.gettyimages.com

ChatGPTのWeb検索を使っていて、テキストの回答は詳しいのに添えられた画像が粗かったり、文脈とズレていたりして不満を感じたことはないでしょうか。

OpenAIがその弱点を埋めにかかりました。写真・映像の大手プロバイダーであるGetty Imagesは6月21日、OpenAIと複数年の表示利用パートナーシップを締結したと発表しました。ChatGPT内の検索および発見機能において、Gettyが保有するライセンス付きコンテンツが表示されるようになります。

検索結果に高品質な報道写真が並ぶ

今回の契約は、ChatGPTの検索回答にGetty Imagesの正規コンテンツを表示利用するためのものです。テキスト主体の回答に高品質なビジュアルを添えることで、検索体験の質を向上させます。

Getty Imagesの最高経営責任者であるCraig Peters氏は、ライセンスを受けた質の高いビジュアルコンテンツがAI検索をより有用で信頼できるものにするとコメントしています。

Gettyの基盤は圧倒的です。同社はGetty Imagesをはじめ、iStockやUnsplashなどのブランドを展開し、世界中で約60万人のクリエイターや約360のコンテンツパートナーと提携しています。さらに写真黎明期にまで遡る膨大なアーカイブを誇り、年間16万件以上のニュース、スポーツ、エンタメイベントを取材しています。

これにより、ChatGPTで時事ニュースやスポーツの結果を調べた際、出所不明の低解像度な画像ではなく、現場のプロが撮影した信頼できる写真が表示されるようになります。

提訴から提携へ広がるライセンス戦略

Getty ImagesがAI検索エンジンと手を組むのは、これが初めてではありません。

同社は2025年10月にも、AI検索大手のPerplexityと同様の複数年画像パートナーシップを結んでいます。今回のOpenAIとの提携は、自社ライブラリをAIプラットフォームへ積極的にライセンス提供していく方針の延長線上にあります。

かつて生成AI企業と著作権者の関係は対立一辺倒に見えましたが、検索体験の現場では、正規ライセンスを結んで共存する動きが定着しつつあります。

なぜ重要か

ユーザーにとってのメリットは明快です。ChatGPTをリサーチやニュースの確認に使う際、信憑性の高い報道写真がセットで提示されるため、情報の確認が格段にしやすくなります。

業界全体で見れば、AI検索の競争軸がテキスト生成の精度から、リッチメディアを含めた総合的な情報提示力へと移っていることを示しています。GoogleやPerplexityに対抗する上で、OpenAIにとって信頼できる画像ソースの確保は急務でした。

私たちは、Gettyの立ち回りは非常に現実的だと考えています。無断学習に対する法的な争いを続けつつも、フロントエンドの表示枠については有償で枠を貸し出すことで、新たな収益源とクレジット表記の露出を確保できます。

ただし、今回の契約はあくまで表示利用に限定されています。モデルの追加学習に画像データを提供する合意ではない点には留意が必要であり、AI企業とコンテンツ権利者の駆け引きは依然として慎重に続けられています。

情報源 (1)

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    newsroom.gettyimages.com(新しいタブで開きます)原文newsroom.gettyimages.com

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