本文へスキップ
IFAI

AIツール

Google、Gemini SparkをChromeに統合:ログイン情報を活用しWeb作業を自動化

公開 拡散指数 40

GoogleはAIエージェント「Gemini Spark」をChromeに統合したと発表した。ユーザーの許可を得て保存済みログイン情報を活用し、内覧予約や航空券の手配といったWeb上の雑務を自動代行する。決済などの重要操作はユーザーに戻す設計で、まずは米国で提供を開始。Spark本体は160カ国以上のGoogle AI Pro加入者へ拡大される。

Google、Gemini SparkをChromeに統合:ログイン情報を活用しWeb作業を自動化
画像:blog.google

航空券の比較や賃貸物件の内見予約など、Web 上の細々とした作業は手間がかかります。Google はこの面倒な手続きを、ブラウザ上で AI に肩代わりさせる仕組みを投入しました。

Google は、同社の AI エージェント「Gemini Spark」を Chrome と直接連携させ、複雑な Web タスクを自動化する「Chrome auto browse」を発表しました。あわせて、Spark の利用対象を 160 以上の国や地域の Google AI Pro 加入者へと拡大しています。

ログイン情報を活かして作業を代行

ユーザーの許可を得ることで、Spark は Chrome に保存されたログイン情報やパスワードを活用して作業を進めます。保存していた物件の内見を予約したり、航空券の候補を調べて予約画面の手前まで進めたりすることが可能です。

安全面ではプロンプトインジェクションへの対策を施し、決済などの機密性の高い操作は必ず人間に戻して確認を求めます。なお、このブラウジング自動化機能はまず米国で提供され、他地域への展開は順次進められる予定です。

なぜ重要か

Google のアプローチは非常に現実的だと考えられます。外部の仮想ブラウザでゼロから操作させるのではなく、使い慣れた Chrome のログインセッションをそのまま活用することで、Web エージェント普及の最大の壁であるログイン認証をクリアしたためです。

決済の一歩手前で人間にバトンタッチする設計も、現時点では賢明な判断と言えます。面倒な検索やフォーム入力だけを代行させ、金銭的リスクは抑えられます。もっとも、ログイン状態のブラウザを AI に操作させる以上、未知の悪意ある Web サイトからの干渉をどこまで防ぎ切れるかは今後の注目点です。

情報源 (1)

  1. [1]
    blog.google(新しいタブで開きます)原文blog.google

毎日のAIピックアップ