ElevenLabs、対話型AIにエージェント間の通話転送機能を追加
ElevenLabsはConversational AIにおいて、複数のエージェント間で通話をスムーズに転送できる新機能を発表しました。社内の各チームが独自の知識ベースやツールを持つ特化型エージェントを並行して開発できるようになり、複雑な電話対応の分業が容易になります。

カスタマーサポートに電話をかけ、別の担当者に回されるたびに同じ用件を一から説明し直すストレスは誰にでもあるはずです。
音声AIプラットフォームのElevenLabsは4月21日、対話型AI「Conversational AI」において、エージェント間で通話をシームレスに転送できる新機能を発表しました。
専門特化エージェントを並行開発
この機能により、企業内の各チームが独自の知識ベースやツールを持つ専門エージェントを個別に開発・運用できるようになります。
たとえば、総合案内を行うエージェントが顧客の要望を把握した後、通話を切断することなく、請求担当やテクニカルサポート専門のエージェントへ即座に引き継ぐといった運用が可能になります。
なぜ重要か
巨大な単一モデルにすべての業務知識を詰め込もうとすると、プロンプトの競合やハルシネーションが発生しやすく、運用の現場では手に負えなくなります。チームごとに小回りの利くエージェントを作り、転送で連携させる設計は実用的で賢いアプローチだと考えられます。
音声AIの導入を検討している企業にとって、転送時に会話の文脈がどこまで正確に引き継がれるか、また転送に伴う遅延がどの程度抑えられているかが今後の実用性を左右するポイントになりそうです。
情報源 (1)
- @elevenlabsio(新しいタブで開きます)原文x.com