Cursorが月額200ドルの「Ultra」プラン提供開始、Proプランも制限緩和
CursorはProプランの20倍の利用枠を提供する月額200ドルの最上位プラン「Ultra」を発表しました。従量課金ではなく固定額で使い倒したいヘビー層向けで、同時にProプランもリクエスト数制限から計算量ベースへ移行し、ツール呼び出しが無制限になります。
AI を使って一日中コードを書くプログラマーにとって、作業の途中でリクエスト制限に引っかかることや、従量課金で請求額が跳ね上がる不安は最大のストレスです。
Cursor はそうしたヘビーユーザー向けに、月額 200 ドルの新プラン「Ultra」の提供を開始しました。利用枠は従来の Pro プランの 20 倍に設定されています。
ヘビーユーザー向けの定額化と Pro プランの拡充
Cursor によると、Ultra は従量課金よりも予測しやすい固定料金を求めるパワーユーザーからの強い要望を受けて作られたものです。この計算資源を固定価格で提供できる背景として、OpenAI、Anthropic、Google、そして SpaceXAI との複数年にわたるパートナーシップの存在を挙げています。
同時に、既存の Pro プランも今週から内容が見直されます。
Pro プランはこれまでの「リクエスト回数制限」から「コンピュート制限」へと移行し、すべてのユーザーに月額 20 ドル相当以上の API 換算推論枠が付与されます。あわせて「Auto」モデルへの無制限アクセスが開放され、ツール呼び出しの制限も完全に撤廃されます。なお、以前の 500 回リクエスト制限の仕組みを好むユーザーは、設定を維持することも可能です。
なぜ重要か
私たちは、Cursor が開発者向けツールを気軽なお試し機能から、プロ専用の高単価な生産性インフラへと本格的にシフトさせ始めたと見ています。
月額 200 ドルという価格はライトユーザーには高すぎますが、1 日中エディタに張り付いて開発を行う個人開発者やフルタイムのエンジニアにとっては、請求額が青天井になる従量課金よりも予算管理がはるかに容易になります。
競合モデルを抱える主要 AI 企業 4 社と複数年契約を結んで計算リソースを確保した点も巧みです。ヘビーユーザーが 20 倍の枠を極限まで使い倒した場合のコスト負担という懸念は残るものの、日常の開発環境を握るプラットフォームとしての地位はさらに強固になったと言えます。
情報源 (1)
- cursor.com(新しいタブで開きます)原文cursor.com